生きることは物語を作ること、をテーマに日々哲学するブログ

生きるとは自分の物語を創ること

日々のじだんだ ~見習いみかん農家4年目~

函館駅二日目

おはようございます。昨日と同じ時間に同じ回数起きました。寝たのが早かったからかなぁ? ここは昨日より暑くないです。函館国際ホテル。

昨日の教訓に窓の鍵を開けてもらっていたのだ。ほほほ、快適快適。こたつでアイスよりずっと贅沢です。ホカホカだけど窓開けたら冷蔵庫よ。何か降ってると思って手を差し出したら雨? 雪でなくて? スマホ天気予報では2度なので、雨かもしれません。

さて、昨日を遡って。

まずは朝食。噂に違わぬゴージャスで美味しい朝食でした。スタートから並んだので余裕で入れる。むしろ5分遅刻の方が並ばずに入れただろう。


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お決まりのイクラ丼。ホタテの味噌汁も美味。取りすぎると後悔するぞと自分に言い聞かせつつ、どれも少量です。

イカのしおからが美味い!! 芋に載せてかっ食らう。イクラはここのが確実に美味かったです。

朝食がゴージャスだとなにがいいって、名物食いに奔走しなくていいこと。そしてブュッフェだから好きなものを好きなだけってのが最高です。

飯後、塩鯖は二度寝。私はやっぱり温度に負けて眠れない。雪景色を眺めつつ八甲田山の記事を読む。雪景色見てたらね、あの辛い話を見たくなったのよ。

雪が珍しくて嬉しい雪国初心者だけど、本当に雪って怖いんだよね。四国じゃ酔って道端で朝を迎えても、寒波到来でなければ風邪引いて起きるくらいだもんね。なんて温いんだ。

そして10時ごろ、うだうだと重い体を起こしてチェックアウト。11時までいられるんだけど、朝市行きたかったので。


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はいはい、お上りさんの登場よ。

男でないので客寄せに声をかけられることのない私は喜んで全部立ち止まり、試食する。あとで知ったけど、向かいも隣も同じ店だったんだね……。てっきり隣向かいも全部ライバル、置いてるものも違うものと思っていたよ。

ここでは家族にお土産を直送で買う。送料2000円超え、あえぎ無茶な値切りをする。自分に母の血が流れていることを感じる。

昼頃になって塩鯖は海鮮丼を食べる。私はイカの刺し身。函館の海鮮は美味いんだが、朝も昼もは食べられない。すまぬ、うどんならぎりぎりまで食べるのに。

お腹いっぱいだねーって店を出た瞬間にとうもろこしに吸い寄せられる塩鯖。お前胃袋どうなってんだよ。

なだめて高いハウスメロンで手を打つ。これが美味だこと美味だこと!! 生アイスさながらです。

その後、土方歳三最後の地へ。場所はよくわからんが近いらしいと歩く。てくてくてくてく。塩鯖、目的地に向かい出すと喋らない、振り返らない。なにか考えながら歩いているんだろうね。

土方歳三最後の地に到着。写真はあとから載せます。この日は塩鯖が頑張って写真撮ってたの。

福祉センターで一休み後、駅まで戻って啄木土方浪漫館へ。タクシーの運ちゃんに「あそこは誰も行かないよ」と言われる。なんか分かる。


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津軽海峡。なんだろうな、とても明るかったんだけどこの写真。圧倒的に日照の弱さを感じる。こちらの人は皆色白だしな。トンネルは近いんですか? といかにも素人な質問をしたりしつつ、浪漫館へ。浪漫館は塩鯖の大好物でいっぱいでしたよ。(私はほぼ休憩していた)

ここの帰りからバスで移動。二人ともバスが怖い。慣れてなさすぎるのだ。丸亀市はバス見たらラッキーくらい走ってないから。松山市ではたまに使ってたけどね、駅行きだけ。駅に着くなら迷わない。

函館駅まで戻ったら一旦ホテルへ。朝市で買った鮭とばを置きに帰りチェックイン。部屋広いねー。明るいねー。部屋だけならこっちのホテルもかなり良いですよ。

一息つくため昨日買っておいた六花亭のお菓子を食べる。バラ売りがないからね、嬉々として買いすぎてたのよ。

のんびりしてから赤レンガに向かう。ここでは会社用にお土産を買うため。ブラックサンダー北海道限定をたくさん買ってしまった。あと、妹が間違えて食べた、旦那さんのおやつLeTAOのまああるを買いにね。どの味食ったんだお前は。

買い物街を歩き疲れてホテルへ。もともとヘタレな足腰の私。腰がやばい。

しかし時間は日暮れ。暮れ始めると早いのでバスにのり五稜郭へ。ライトアップされた五稜郭も今回の旅のメイン。


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でかすぎて入り切らない。しかしなんて綺麗なんだろう。こんな綺麗な場所知らない。

函館山から見る夜景とは一味違うが、負けず劣らず素晴らしい360度大パノラマ。

しっかり遊んで五稜郭に入るため降りる。人は少ないよ。函館山とは比べ物にならない。なぜかな? こちらも見応えあるのにな。

五稜郭には入れなかったのでそのまま戻る。帰りは市電でらくらくです。市電には馴染みがあるから乗ると安心する。なにかな、あのバスの不安。ほぼ同じルートなのにね。


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函館駅で塩ラーメンを食べる。たぶん通が通う店も近くにあったのだろうが、疲労気味の私はすぐに不機嫌になるんでね。すまぬすまぬ。後で分かったんだがこの日は10キロくらい歩いてた。

函館塩ラーメン、麺厨房あじさいさんだ。私はざんきもいただく。ざんき、写真なしですがでかいのよ。讃岐の鶏天くらいあるの。それで150円だもの!! ラーメンもさっぱり味でとても美味しかったです。けっこうたっぷりあったのになぁ。昼飯が軽かった私はもりもり食べました。

そしてホテルへ。明日の朝(今日の朝)は7時35分のバスで空港に向かうのでお土産の整理を。スーツケースは土産でテトリスしたのでぎっちぎちです。

そして21時、塩鯖撃沈。22時ごろ私撃沈今に至る。

さちもりさんオススメの場所は今回断念したんだけど、十分しっかり遊び尽くしたと思います。函館、また来たいね、ここなら住めそうだね、って始終話してました。函館の人は優しいし、食べ物美味しいし、手頃な広さで温泉近いし(讃岐が温泉少ないんだべ)。

雪の脅威も知らず、暖房のなんたるも分からないままだけど、なんだろな、函館、札幌より函館。夜が早いのも街が綺麗なのも全部好きだ。

そんなこんなで帰ります。ここの朝食はまたあとで写真撮って追記します。

あと一時間ほどおやすみなさい。

函館の朝

おはようございます。ここは函館。無事に到着して初日を終えました。

ここはラビスタ函館ベイ。朝食に定評のあるホテルです。朝食は6時20分から。日本一のホテル朝食に期待してます。


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函館山を望む10階の部屋。良い部屋に出会えて良かった。

さて、昨日を遡ってみよう。

早朝に自宅を出発し、函館に着いたのは11時40分。すべて時間通りという、いかにも日本らしいきっちり感。

到着後すぐにタクシーで五稜郭に。


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先日ドラマ五稜郭も見て勉強していたので、歴史背景はばっちり。でもドラマは榎本武揚視線であって、五稜郭そのものは松前藩視点なので、侵略っちゃ侵略……。中学生時代に感じた、誰の視点が正しいのさって気持ちになる。誰の視点でも正解なんだけどね。私は主観が強すぎていけない。

 

五稜郭に来たならば奉行所にも行かねば。函館奉行所はいちど解体されたものを再現したもの。五稜郭タワーから歩いて900メートル。

道中はもちろん雪。四国から長靴で来てたオレ勝利。


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この日、天気は良いものの気温はマイナス1度。四国が、瀬戸内がいかに暖かく、住みやすいところか痛感する。私は、寒いところの方が生きる知恵とか工夫とかするから人も賢いに違いないと思っていたが、四国生まれの四国育ちとなると、そうとうに私の頭もゆるかろうね。


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そんなこんなで函館奉行所。立派!! かっこいい!!


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中はこんなの。床暖で居心地がいい。昔は床暖なんてなかったろうから、広くて寒いところだったのもしれない。しかしそれを差し引いても美しく、立派で、素晴らしい。

もちろん最上座に座って眺めました。

五稜郭内を裏門に向けて歩きつつ、新雪を踏みまくる。ああ、雪が珍しい人っぽい。事実そうです。私の住む街は驚くほど雪も雨も少ない。丸亀市に至っては、向かいが雨でも、隣が雪でも、なんにも降らない。


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裏門に向かったのはこの寿司屋に行くため。旅行を申込ンダツアーのおまけが、寿司2200円分だったのだ。

私は絶対に本州四国ではいくらを食べないが、北海道に来ると食べる。不味くはないけど特別美味くも……ま、そうだよね。愛媛だってどこでも白身魚の刺し身が美味いわけでもないし、香川だってどこのうどんも美味いわけじゃない。

でもイカと味噌系、にしんはびっくりな美味さだったわよ。にしんの生なんて初めての見たわ。

寿司を食べ終え、五稜郭タワーにもどり、徒歩で市内電車に。案外遠い。そして市内電車がぎゅうぎゅう。くじけてタクシー拾う。

旅の初日はタクシーばかりだった。明日はのんびりできるから市内電車の旅にしよ。


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そしてラビスタ函館ベイに到着。これは夜の風景。雪があるから光が反射してとても綺麗。こんなに夜が綺麗だと、夜が特別に思えてくる。

さて、気を取り直して旅の続き。チェックインしたら早々に函館山に。ここはバスでゆく。240円。

ここまては人が少なかった。ここからが絶句するほど人がいた。

函館山にはロープウェイで登る。ロープウェイは100人くらい乗れるのかな? とにかくでかくて安定してる。不安なし。函館山では展望台からの景色が夜景に変わるタイミング。このとき17時くらい。

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最上階からはこんな感じ。しかしな、これすごかったんだよ。


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こんなのだったんだよ。ほとんどが中国の方。なんていうかね、思いやりも譲り合いもない。なので心を鬼にして分け入って撮ってきた。しかしずっとこれは続けられない。と言うことで一階降りる。すると人がまばらじゃない?! 写真撮り放題だわ!! と嬉々として撮った写真がこれ。


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それでも、すぐ隣にいた中国人の方に「すみません」を連呼されてはじき出される。いや、負けずに4,5回はすみません返ししたけどね。すみませんのプロだぞ、こっちは。と思ったが、あちらは大陸からわざわざ来たわけで、いやこっちも孤島からわざわざ来たわよ!! 負けずに押し出せば良かった(そんなことしたら気分が悪いのでやめような)。

悔しい悔しいと嘆きながらさらに一階降りるとまるで人がいない。ヒャッホーしながらひたすら写真を撮る。


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いやはや最高。肉眼で見たらもっと最高だった。最高なれど、人混みがないととてつもなく寒い。室内で暖を取りつつ何度も見た。世界に誇る夜景ってこれか。これはすごいわ。見る価値あるわ。

2時間ほど居座って満喫した。というのも、中国の団体様がいらしてね、とても帰りのロープウェイに乗れない感じだったのよ。

五稜郭ではほぼ人に会わなかったので、観光名所名物となった中国人団体ツアー様をここで堪能する。

で、下山して晩ごはん。タクシーの運ちゃんが教えてくれたご当地名物こラッキーピエロ


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おいしー、これおいしー。ハンバーガーとは言い難いかもだけどおいしー。

店内はさほど混んでなく、だけど列を無視って突撃する中国人にダメよ並んでって対応する姉さんを見る。慣れてますね、さすがです。ニコニコなのにその時だけは怖い顔。イエス、正しい。

晩ごはんを終えてホテルへ。明日は朝イチから朝食に行くというので早く寝る。そして起きた3時半。

 なんでこんな変な時間に起きたかって? 眠れないほど暑いんですよ、室内が。暖房切っててこれかよ、すごいな防寒対策。

汗だくで3回起きたので観念してこれ書いてる。書いてる今も汗ばんでいる。

きっと外は痛いほど寒い。でも今はその寒さが恋しくて仕方ない。

 

もう一度寝ることを試みよう。旅の記録は元気だったら明日も書きます。

おしまい。

明けましておめでとうございます。

 ずいぶんサボっていました。もう年賀でもなんでもないねえ。もちろん寝正月でした。それはさておき、今年の初詣は京都、昨日行ってきました。

 昨日の京都は、いつもの京都よりは温かったそうですが、まあ普通にざーざー降りの雨でした。そして私にとっては寒い。一緒に行ったのは東京在住山形出身の色白美人だったので、全然これぐらい寒くないさー的でした。マジか。聞けばカイロを貼ったりヒートテックを着たり。私はどっちも装着していない。そりゃ違うよね。

 それよりなにより、一番「これ大失敗」と思ったのが足元。私は履きなれたパンプスで行ってたんだけど、おかげで靴擦れとか足のトラブルはなかったものの、ずぶ濡れのぐちゃぐちゃに。足元の防寒防水なんてほぼ考えたことがなかったなあと気付いた。雪国美人の足元はブーツ、たぶん防水タイプのやつ。さすが雪国育ちだぜ、と感心した。

 実は今月の終わり、函館に遊びに行く。目的は五稜郭だけど、たぶん食い倒れの旅にもなるだろう。

 今回の京都の旅で学んだ「足元の防水防寒は必須」という教訓を生かし、初の長靴を買おうと思います。とはいえ、長靴初心者。帰りの電車の中で必死の検索をしたが、もうどれを買っていいのか分からない。今のところ候補はこれ。

たぶん定番。でも普通にお高い。

さっき見つけた野鳥の会の長靴。機能的には間違いないんだろうなあ。雪国で使えるものか、そして帰ってからの日常に使えるものか(出勤向きではないかもしれない)。

 塩鯖は現地調達の使い捨てにするそうです。それも一つの案だなあと思うんだけど、出勤でも使いたいんだよねえ。


 いやホントに瀬戸内の冬なんて雨が降らないもんなのよ。傘も小さい日傘兼用のしか持ってないしね。いかに人間に優しい気候の中で生活しているかを思い知ったね。

っていうか、家のマイシューズたちがそろそろ全部限界だ。あああ、物入りだ。財布が寂しいぜ。