ベンジャミン・バトン

ベンジャミン・バトン  数奇な人生 (角川文庫)

ベンジャミン・バトン 数奇な人生 (角川文庫)


 アメリカ文学は苦手なのに、映画を見てしまったのでつい手を出してしまった。ベンジャミン・バトン映画化に際して出版された文庫

*ベンジャミン・バトン 数奇な人生
*レイモンドの謎
*モコモコの朝
*最後の美女
*ダンス・パーティの惨劇
*異邦人
*家具工房の外で

 日本人の作家小説を読むつもりで読むからダメなんだ、と毎回わかっているけれど、そういう読み方しかまだできないのでやっぱり今回も上手に汲み取れなかった。例えば、ブラックなギャグが全く分からないとか、物語を「読む」という意味では致命的。どうしてかしら。ロスト・ジェネレーション世代はどうも頑張れない。

 それでもベンジャミン・バトンは読んだ後に思い起こせば、生きていくってどういうことよ、と考えざるを得ない。しかし、この出し方をされるとわたしは辛いな。映画のほうが好きだ。

 個人的には「レイモンドの謎」が一番好きだった。でも、どこがどういうふうに好きなのか問われると非常に苦しい。理由はただ、馴染み深いだけだから。コナン・ドイルに良く似ているのよ。

 春樹訳のグレートギャッツビーもそのうち読む予定なので、そしたら少しはまともなことが言えるかも。ごめんなさい。