エンジェル・エンジェル・エンジェル

エンジェル エンジェル エンジェル

エンジェル エンジェル エンジェル


 短い小説なのでちょっとの隙間で読めてしまいました。内容はamazonさんから拝借。

コウコは、寝たきりに近いおばあちゃんの深夜のトイレ当番を引き受けることで熱帯魚を飼うのを許された。夜、水槽のある部屋で、おばあちゃんは不思議な反応を見せ、少女のような表情でコウコと話をするようになる。ある日、熱帯魚の水槽を見守る二人が目にしたものは―なぜ、こんなむごいことに。コウコの嘆きが、おばあちゃんの胸奥に眠る少女時代の切ない記憶を呼び起こす…。

 恐ろしい話ではないです。ただ、人間の存在自体を考える内容でした。善か悪か、All or Nothingではないのが人間だよなとはわかっているのだけど、白黒付けたくなる気持ち。どこから湧いてくるんだろうね。

 自分は率先して白黒つけているくせに、他人がそうすると心を痛めるという都合のよさ。それこそが人間かなと思ったりもするのだけど、一概にそうだとは言いたくない。簡単に、片付けちゃいけない気がするのです。いつもいつも。

 こうやって物語にして形を残してくれると、ふと思い立ったときに手に取ることができる。そして思い返すことができる。物語の力って計り知れないなと思うのであります。

 シュークリームは揚げて作っていたのだと初めて知りました。シュークリームぐらいなら作れるから、揚げて作ってみようかな。うーん、今はあまり作る気分にはならないけど。膨らまないシュー生地ができちゃったら、揚げてみようと思うのでした。