日本のおとぎ話についての勝手な分析

 おとぎ話。多分人である以上どこの国とも繋がっているものだと思います。どこって聞かれたら困るんですが、恐らく人の業の部分は世界各地でそんなに違いがないんじゃないかと思う。結局人はそれなんですよ、うん、それそれ、というところ。

 日本のおとぎ話というと雨月物語が思い浮かびました。あれはなんというか、感情論があまり入ってなくて、怖いものは死ぬほど怖く、意味が分からないものはとことん意味が分からない。教訓を得ようとするから分からないのであって、教訓などないないと思って読めばそれなりに面白いものです。そう、エンタメ小説みたいなもんだ。でも怖いのは本当に怖くてこれR指定しといてくださいよ!! と読んでから思うんですが。冒頭にR指定されてたら心の準備もできるのにねー。でもR指定なんてあってないようなものだから、やっぱなくていいのか。

 ガルシア・マルケスを読んだときとてもしっくりと落ち着いたんです。上手に言葉にできないんですが、あーこういうことか、小さな村で起こったこれは人の営みのこの部分のことを言っているのかと。それがわかるまでマルケス難しい、なに言ってんのこの人と思っていたんですが。読解力より視点が不足しているんですね、わたし。

 日本のおとぎ話の典型的なのはやはり桃太郎でしょうか。なかなか強引なお話しです。勝てる要素がないよ桃太郎くん、君どうやって勝ったんだ、まさかバーターか? と邪推していたものです。バーターなんて言葉は知らなかったから「一定量の人間を捧げるからここはこういうことで勘弁して」って言ったんじゃないか、とかね。子どものころからひねくれていたみたいです。銀河鉄道の夜は気持ち悪くて怖かったです。

 何の分析にもなっていません。ごめんなさい。