日出処の天子(全8巻)

日出処の天子 (第1巻) (白泉社文庫)

日出処の天子 (第1巻) (白泉社文庫)


 うおー!!! 一気読み! すごい時間かかった!! レベルEぐらい字が多いよ(いや、あれは多すぎだ)。よくできてるから何度でも読みたいね。でものあらゆる禁忌、堪りません。求めていたのはこれです、これですた。ポーの一族を貸してくれた友達から借りたものなんだけど、3巻あたりで「あれ? これどこかで」と思ったら氷室冴子と対談してなかったっけ? ジャパネスクシリーズはどっぷりでした。海が聞こえるも良かったよねえ。

 この年代の漫画家さんはたくさんいるけれど、突出した人が多いよね。でも年代がひとつずれててあんまり読んでなかった。一条ゆかりあしべゆうほ大島弓子ぐらいしかわかんなかった。萩尾望都を読んでないぐらいですから、うーん、しまったな、守備範囲を広げなければ。

 絵が、美しいんです。美しいんですよ!! カラーだったらもっとすごいんだろうなあ。あーポスターほしい。クリムトと並べて張りたい悪趣味炸裂です。信じられないぐらいたくさんの要素を詰め込んでいるのにスッキリしてる。画力でしょうか、ストーリーの構成美でしょうか。どちらかもう分かりません。

 ギャグ的にあれがこれがと痛い要素は多いけれど、そんなの関係ないね! これが美です。美しいというのはこういう生き物です。美しい生き物は白も黒も持ち合わせているんです。と同時にすべて持っていないんです。ああ、ぞくぞくする。

 とにかくこれは大人買いリストに追加。

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 二人の愛蔵版です。趣味が合う友達っていいよね。