岩館真理子

アマリリス 1 (YOUNG YOUコミックス)

アマリリス 1 (YOUNG YOUコミックス)


見上げてごらん (クイーンズコミックス)

見上げてごらん (クイーンズコミックス)


 借り物3号。少女漫画でもないレディースコミックでもない、大人の少女漫画ここにあり。嗚呼、ここからこの系統は始まっていたのだろうか? うーん、さすがにわからんけど。一番近しいなと感じたのはいくえみさんだな。まぁ、デビューの順とかどうでもいいんだけど、なんというかね、この殺伐とした感じが残るのは天然コケッコー、あ、これはくらもちふさこさんだった。とにかく殺伐とした気持ちと、少し穏やかな気持ちが残るのよ。イケメンに恋する女の子の妄想が妙にとんちんかんなずれっぷりなんだけど、本当にこういう人いますから!! そういう人に限って「こんな人いないよねえ」とか言うからおもしろいのよね。うん。

 赤井くんがどんどんイケメンじゃなくなるところがツボでした。赤井くーん、若干キモいよ、君。

 ちょっと自分用になんとなくグラフ。

岩館真理子(アマリリス・見上げてごらん)
 爽やかさ☆☆
 どん底さ☆
 間抜けさ☆☆☆
 和やかさ☆☆☆☆☆

くらもちふさこ天然コケッコー
 爽やかさ☆☆☆
 どん底さ☆☆☆☆☆
 間抜けさ☆
 和やかさ☆☆

いくえみ稜(ばら色の明日・かの人や月・いとしのニーナ)
 爽やかさ☆☆☆☆
 どん底さ☆☆☆☆☆
 間抜けさ☆☆☆
 和やかさ☆

山岸凉子日出処の天子テレプシコーラ
 爽やかさ☆
 どん底さ☆☆☆☆☆
 間抜けさ☆☆
 和やかさ☆

オノナツメリストランテパラディーゾ・GENTE)
 爽やかさ☆☆☆
 どん底さ☆☆☆
 間抜けさ☆
 和やかさ☆☆☆☆☆

 なんの比較やねんと。一応少女向け雑誌に掲載されたもので勝手に☆つけてみた。個人的にはどん底は深ければ深いほどいいです。天然コケッコーの草履のシーンが忘れられないのよ。落ちたね……! 岩館さんはどん底が中盤にあるから(そして救いもあるから)安心。

 よし、貸してくれた友達に「かの人や月」を貸そう。

※おまけ
 わたしは濃い漫画ばかりで育ったけれど、自分で選んだのは「りぼん」でした。楠桂さんのファンでした。ときめきトゥナイトとかハンサムな彼女とか差し置いて、まずは「あくまでラブコメ」を読むと。柳田さんや水木さんに行くよね。陰陽師も外せないよね。同時に楳図かずお川口まどかつのだじろうにも行くよね。満遍なく網羅している自分に賞賛と絶望を。オタク万歳。