アートだからアートにしてみた振り返り

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 今回の成果でございます。土産? 頼まれたものしか買ってませんよ。だから食うものないんですけどどうしたらいいですか。こんにちは。パスタとかもあるんだけど、気分じゃないんだ(わがまま)。なんとなく断食すっか。朝、粥食ったし。

 芸術と呼ばれる作品の中には得手不得手がありまして、わたしはとにかく三半規管が狂うものは苦手でして、ざっくり言うと草間さんはダメっちゅうことやね!!

 個人的に好きなのはやっぱり音と空間、それも狭いんだけど広いっていう空間に音が溢れて目を閉じて好きな妄想に浸るのが好きなのね。目を閉じるならそこじゃなくていいじゃないって? 違うんだよね、反響が必要だし、いつ目を開いても心地いいところじゃないと、アートに触れたなっていう気がしない。

 やっぱり今回オブジェは本当に困った。でっでうーです。でっでうー。だからなんだと。特に今回は子供さんも多くって、それ自体はいいんだけど、な、なんだか遠足? 幼少期からアートに触れることが悪いとは言わないが、鑑賞するマナーを守ってほしい。いくら触っていいオブジェでも叩いたり登ったり覗き込んだり、そういうものではないんだよと、引率の方教えてあげてください。それでタケシのは諦めました。だってもう見世物なんだもの。作品のコンセプトが分かったらもういいや、この人ごみであのシニカルなギャグを見たとして、それは本当の狙いとは違うもん、って思った。

 常々思うのだけど、そして友達とも話していたのだけど、分かりやすさは手軽さとは違うんだけどなって。手短に触れられるから「分かった」じゃないよねって。

 例えばオリーブのリーゼント、これすごくわかりやすい。シュールさがすごいのと自由度が高いの。でもべたべた触って記念撮影して、じゃあないの。オリーブの畑の中にある、この不自然なほどの完璧な曲線がシュールで衝撃的っていうものであって、見世物じゃないと思うんだよね。けっこう存在としては好き。

 苦手だったのは讃州土産巡礼。恐いんだよね。下手なお化け屋敷より恐い。貝殻とかどーでもいい小物とか、拾ってきた綱で作ったオブジェとか、わたしにはもう巡礼でそぎ落としてきたこの人の邪悪な部分が全て集結されているように見えて、どうも写真も撮る気が起こらず、寒気しっぱなしだった。

 あと、友達とも話してたんだけど、小豆島ではおもてなしがひっきりなしにあって、しかもボランティアで、親切で優しくて温まるんだけど、でもオリーブのリーゼントにお金が落ちるんだよね、と思ったら、この試み自体をちょっと疑ってしまうというか。地域活性化というのはたいせつなことだけど、そう考えたらうちの島のトライアスロンは本当にいいものだなと思う。4年に一度の祭りもね。

 このイベントに限って言えば、ある程度のチケットを買ったらもっとゆっくりと作品を堪能できるようにしてほしかった。展示物が点在してあるのはいいけど、宝探し状態でスタンプラリー化してしまうのはもったいないし、光と影の展示物をフラッシュばんばんで撮影されたりすると、興醒めしてしまうんです。

 と、文句ばっかり言ってみたけど、この旅自体はすごく楽しかった。アートがちょっと理解できた気がした。理解? 体感、のほうが正しいかな。