コズモポリス

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 アメリカの現代純文学。率直な感想としては、ロスジェネから抜けてねぇじゃないか!! でも面白く読んだんですけどね。面白くというと語弊があるな。絶望は絶望らしく、希望は希望らしく、という感じが正しい。

 序盤、かなり飽きました。ははは。アメリカ文学とは相性悪いなあ。マーク・トウェインぐらいなら平気だったんだけど、それも随分昔読んだだけだから、自信ないですが。ロスジェネあたりが特に相性悪くて「なに言いたいんだかわかんないよ」と思うんですよ。歴史の違いかなあと思ったりする。

 中盤からいきなり面白くなる。ディック的だなと思いつつ、それよりもっと皮肉で悲観なんだけど、どこか希望があると信じてるでしょう、という感じがすごくいいなと思った。ラストまで駆け抜けるんだけど、なるほど、これがアメリカの今の純文学なのか。うーん。

 映像化されるようだけど、どういう解釈でやるのかしら。