生きることは物語を作ること、をテーマに日々哲学するブログ

生きるとは自分の物語を創ること

日々のじだんだ ~見習いみかん農家4年目~

草食系男子、どう思いますか?

 おもくそズレた気がする。


 いまだにどのあたりが草食なのかわかってないのです。彼女を作らないのが草食かというと、違うでしょ。奥手くんもいれば固定の彼女「は」欲しくない人もいる。前者は思いやりもあってなんか温かい、後者は個人的に好かんタイプなので冷たくしちゃう、から冷たくされちゃう(でもそれが厭味な人とそうでない人はいる)。

 恋愛に限らずだったら「うわ、草食」って思うことはままあるんですけどね。媚びてる時点である意味「うわ、草食」です。女の子に受けるからって眉毛そりそりしてる姿は「うわ、草食」で、でもやってること自体は「うは、肉食」です。ごめん、分かりづらいか。

 ニッポンのジレンマで見たんだけど、男の子同士でルームシェアしてるの多いんだってね。女の子同士もあるみたいよ。同業種だけとか異職種もありとかいろいろ。それはいい。しかし「○○がメシ作ってるんだから帰らなきゃなって思う。それが仲間ってことで嬉しい」って本当に楽しそうなんだけど、なんていうかな、人との出会いなんてそんなに簡単にすっごく合う人なんていないんじゃと思うんだよね。その人たちは偶然の偶然の偶然が重なってかけがえのない相手にめぐり合えたのかもしれないが、なんだかもっと簡単に、単なる偶然の同居を大切にしすぎているように見えたのよ。わたしなら「ま、事故みたいなもんだな」と思う程度の出会いを恐ろしく大切にするがために日本という社会の中にいながらさらに鎖国してコミュニティをいくつか作って安心みたいなのを感じたの。「絶望の国の幸福な若者たち」が受けた理由がなんとなく分かった気がした。そこは本当に草食動物の生態のあり方なんだろうか。草食動物って丸腰じゃなくて何がしかの特化した抵抗手段を持っているんだけど、どーも履き違えて「群れてる普通の人(知名度のない人)」を草食って呼んでる気がしている。だからかな、ニッポンのジレンマに出てた若い女の子の言う「シェア」と「協力」が怖いなって思ったのは。最悪の事態には身内も食うって当然の如く公言しているように聞こえた。草食動物たちは共食いはしないんだよ。でも共食いするぐらいだからまだわかりやすくて、男の子になると相手によっては「義」だとか言ってみたりションベン飲み合ったり、いきなりハブったり、理解の範疇を超えます。三国志の桃園の誓いぐらいまでしか分からん。

 カテゴリに意味あるのとか言いながら「万年社二病」とか言っちゃうわたしは適当人間です。適当人間のいうことなんてあてにしちゃいけない。が、ホントに正確に草食ってどういう子たちを指すんだろう。

http://theinterviews.jp/cimacox/5116441