生きることは物語を作ること、をテーマに日々哲学するブログ

生きるとは自分の物語を創ること

日々のじだんだ ~見習いみかん農家4年目~

人生、損してる人、と、追究の深度

 好き嫌いの多い人は人生損していると思っています。私は好き嫌いが多い人です。こんばんは。

 例えば「うに」「いくら」「刺身」「蟹」「海老」「牛肉」「川魚」。全部苦手です。生魚は鯛だけ大丈夫です。でもときどき旅行に行って出てくるものは全部頂きます。だってどれも「もうええわ、これ以上無理」みたいな量出てこないもの。要するに過ぎたるは及ばざるが如し、適量であればなんだって食べますとも。納豆以外は。

 これらの「苦手なもの」はあえて毎日の食事に必要じゃないだけで、時おりの贅沢の時ならばウェルカムなんですね。贅沢極まりない人間です。はい。

 普段の生活は慎ましやかなものです。今からのシーズンは宮内いよかんが主食になります。旬ですから! 旬は頑張っても作ることができるものではないですからね。すまいるまいる (id:smilemiles)さんとの文通で土井善晴先生を知ってですね、この名台詞はお借りしました! 知ってるはずなんだが、作家以外の人名はなかなか覚えられないんだ。

 彼女のダイアリーの「秋から冬のまとめ - smilemiles」を読むとですね、きっとひとつ目の前がクリアになると思います。追究するということはこういうことです。結局答えはひとつなのか、嗚呼、と初めて挫折するんだと思います。上り鯉みたいにがむしゃらであれば結果が出せるものではないのが技術、芸術だと思うんですよね。

 突如自分にだけなんかすごいものが降りてきて、なんかすごいことができちゃうなんて、ないない。熱意だけで傑作生まれないない。試行錯誤と膨大な挫折を痛感して、行き着く果てはきっとばらばらなんです。一人の人間は完璧に一人分の機能しか備えていないから、一人なんです。ただ、横を見たら知った顔があるかもしれません。私はそこに希望を持っている。

 例えば私なら図書館で借りてきた専門書の大事なところメモっといたのにノートごと捨てちゃったぜシッダールタ助けて(でも脳みそに残ってるから残りかすで頑張る)みたいな貧乏臭いことをですね、やっとるんです。遊郭の見取り図でした。ちょっと知りたかったんだよね。本自体は飽きてしまって必要なところしか読んでないけれど。

 そろそろお仕事を始めようと思う傍らで、やりたいことも着手しつつ、一番肝心な体調管理が怪しい一週間でした。12月の中盤も風邪で兵糧攻めにあって「食料大事、マジで大事」と思っていたけれど、今回も同じ兵糧攻めで一週間ほぼジャンクフードでできてます。明日から最低二日はフルーツだけで過ごそうと思います。たくさんあるから、たくさん食べるのだ。

 いよかんとリンゴと、ジンギスカンを差し入れてくれた母ありがとう。ヘンテコな頭になった娘ですが、頑張って「でたらめ」に生きてます。

 今回はIDコール飛んだだろう。フフフ。