名月をしとめた

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 優秀なカメラに、塩鯖ダーリンに感謝。満月の写真が撮れました。

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「前向き」という言葉は好きではなくて、建前でしか使わなかった。いまや冗談でもめったに言わない。無理やり顔を前に向けることにどれだけの意味があるんだろうか、とか考えてしまう。信じることが大切で、信じることは言葉から始まる。呪文のように、自分に言い聞かせる言葉はきっと効力がある。

 かといって、ドキドキすることを全部鍵のついた箱に閉じ込めて、石橋を叩いて壊して落胆してではなにも進まないし、残念なことにそれではヒトは退化もしない。”変わらない”ということは、恐怖のひとつだと思う。

 私はきっと、ゆるやかに、未来に向けて退化して行きたいのだと思う。できそうだなと思うことで、他人から見て「できなさそうだよ」と思うことはやっていきたいし、気が進まないことは気が向くまで放置したい。

”変わらない”より恐怖を感じるのは、呪文の魔法が解けたときにゼロになること。自分から発せられた「できそうだな」は誰のためでも誰のせいでもなく自分の欲望だから、独りよがりの達成感におぼれつつ、退化の海をさまよいたいのであります。

 うん、良い月夜。団子忘れてた。