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ローストチキンの呪縛

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 早速だが、働くことにした。働かざるもの食うべからず。否、私は食っていいと図々しく生きることにした矢先の青天の霹靂、でもない。面接に落ちたら働かないつもりでいたぐらいのぐうたらさんです。しかし、受かってしまった。

 そこでまず先に懸念したのはクリスマスのローストチキン。食べたいのだそうだ。前々から、スーパーでクリスマスケーキのチラシをもらってから、聞いていた。買ってきたのは美味しくないから、作ってみてよ、と。私は買ってきたのも食べたことないから食べてみたい、と猫のにくきゅうぐらいの抵抗を示したけれど、暖簾に猫パンチぐらい、ささやか過ぎたようです。

 先日はから揚げを作った。が、写真はパン。なぜなら盛り付けが雑すぎて恥ずかしいから、と、最近のメシ写真はもっぱら塩鯖ダーリンが撮ってくれるので、私が撮った写真が少ないのであった。奇跡の一枚(大げさ)。

 戻って。から揚げはいい。漬けて、揚げる。こんだけ。手羽もとは圧力鍋で少々加圧して柔らかくしたけれど、スープもおかずにカウントするので、準備さえしていれば楽だ。

 が、しかし。ローストチキンです。一羽です。一羽ですよ奥さん。鶏のガラさえ怖くて首を落とせなかった私が一羽の鶏をあーだこーだできるのだろうか。それ以前に、二人でクリスマス向こう2日ほどは鶏地獄になるんじゃないかと思う。部位がいろいろだから飽きないかもしれないが、別の料理に変化させないと消化できない予感。それは良いとして、ともかく鶏の形状をなしているそれをどうにかすることに対する恐怖をどう処理するべきか。

 話題に上ってから、実はひっそりとローストチキンのレシピの手順に掲載されている「生の鶏一羽」を眺めている。生の鶏一羽の入門編。実に「生きた魚は怖くて触れない都会の人」のような自分である。早々にチキンレッグで手を打たないかと交渉しようと思う。

 まさか就職が決まってからの最初の悩みが、鶏一羽とは。今日の晩ご飯は麻婆豆腐です。