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子供より、大人のほうが幸せでなければ

 24時間テレビやってます。こんばんは。笑点見てました。やっぱりどーにも好きなんだな。暇な日曜はたいてい見ている気がする。

 24時間テレビという番組はさほど好きではない。感動の押し売りというのも、残念な気持ちになるけどそう感じる人がいることは確かなことだと思う。わたしもモノによっては「ああ、厳しいな」と思う。そうね、鬱の人に「頑張れって言っちゃダメ」っていうのに似てるかな。最近はもうこれ言わないのかな。

 あれこれ思うことはあれど、今日は笑点見てて思ったことを書こうと思う。ちょいちょい前から改めて考えてたことなのですんなり言葉になりそうなのよ。

 こん平師匠が帰ってきた。VTRでのこと、リハビリ中、娘さんに「笑点みたいにやってみよう」と言われて演じたときの姿が衝撃的だった。身の振り、テンポ、口調が元気だった頃のものだった。芸とはこういうものだ、というのを見せられた。綺麗ごとで片付けたいなら、出演なんて負担がかかることしちゃいけないんだと思う。プロの意地と根性なだけだったら、身内で済ませたらいいことじゃないかと思っただろう。でも芸をまとっていたのよ、本当に。だから感動した。もちろん周りを固める落語家たちも、涙を流しながらも、喜び、それ以外の、それ以上のことを一瞬で物語っていたように思う。

 歌丸師匠が入院したときのことも思い出した。病に倒れたと思えないほど太い声で、「あたし、まだあれもやってない、これもやってない」と言っていた。なんて貪欲なんだ。かっこいいよね。

 子供の頃からこの番組は見ていて、なんて楽しそうな仕事だ、いいなあ、と思っていた。人を笑わせることがどれだけ難しいかなんて分からない子供だったのだ。私の子供時代は5歳ぐらいまでが天下で、それ以降は我慢と我慢と我慢、そればっかりだった気がする(いえ、両親は力の限り尽くしてくれたので、誰のせいでもなく、環境と私の適応能力のせいなんだけどね)。だから早く大人になりたかった。大人になったら好きなことが思う存分できるだろうし、人目を気にしなくていいだろうし、嫌いな勉強しなくていいし、運動だってしたいときだけすればいいし、ああ、早く大人になりてーなーと思っていた。

 この気持ちの影には、そのころ見ていた大人の姿があると思う。楽しいことばっかりじゃないよな、というのはなんとなく分かっていたけど、それでも苦の向こうにも楽しさを見ている気がしたのだ。 実際に大人になった今でもそう思う。子供の頃よりもっと深くいろんなことを知ったけど、それでもそう思う。昔から素敵な大人探しに長けているのかもしれん。

 あ、身近な両親ですか? うーん、苦労しているからな。だからかな、子供なんていらないって本気でけっこうな年齢まで思ってた。今は違う気持ちだけど、これってタイムリミット間際だからかもなあとも思うようになってきて、自分のわがままさにほとほと嫌気が(ry

「いつまでも子供でいたい」って子供が多くなったら、今現在が輝きの絶頂って、最高潮ことだから、そんなら未来なんて来ないほうがいいんだよ、と思う。今が楽しくて過ぎるのが哀しいから「今が終わりませんように」って思うのは、子供だからじゃなくて大人になっても思うことなんだから、なんも特別じゃない。でもどーせ未来はくるんだし、だったら子供たちが「ああ、早く大人になりてーな」と思うような現在なら、未来に希望が持てるってもんじゃないですか。

「当たり前の幸せに感謝」するのは大人の贅沢だと思っている。普通の元気な子供にはあんまり分からないだろうなと思う。大人は幸せを感じつつ先を追うことができる、と考えたらすごく贅沢。やっぱ大人っていいねえと思う。屁理屈か、これ?

 それはさておき、笑点メンバーのみなさんを見ていたら、私は今でも「ああ、あんな大人に(私ならばばぁか?)なりてーな」と思う。全身全霊で仕事に命をかけてるってかっこいいなと、大人の生きることは仕事と深く結びついていて、それが魂の使命である人たちは眩しいぐらいかっこいいなと思う。あいにくそんな仕事は見つけてないが、毎日を「こなすだけ」になりそうな日々を振り返るよい機会になった。どうするかは自分が考えてやることで、なんの制限もなく思いついたことにチャレンジできる大人ってやっぱいいなと思う。

 あー、歌丸師匠は色っぺぇなあ。私は歌さんが好きなんですよう。色っぽい男の人はいいわねえ。ということを考えていたのでした。最近お手伝い的な仕事してるから、たぶん全部がなまってるんだろうなあ。でも一度に全部やるとパンクするので、ペースを見つけるところから頑張ります。

※どう頑張っても子供がいる人の気持ちは分かんないからすみません。子供の気持ちもよくわかんないし、自分のことしかわかんないみたい。こじらせた大人は大変です。