- 作者: イケゴリ愛好会編,さとうあきら
- 出版社/メーカー: 大和出版
- 発売日: 2015/09/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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星を付けるまでもないポストもたくさんありますよ。特にイラついてるやつね。八つ当たり、ここでしてるようなもんですこんばんは。
年末番組になってまいりました。今日はクリスマスだけどクリスマスってもうすでに年末特番。アイドルの姿をよく見ます。
私は年代的にSMAPにずっぱまりで、長年中居くんのファンをやっております。ええ、もう20年近い、嘘だ、25年だ。マジか。今週一番の衝撃が今走った。
中居くんのファンであることを公言することは、常々なにかしらの引っ掛かりがあって、今ようやく大々的に言えるようになってきた気がします。世間的には。私の年齢的にはもう言えないねえ。ああ、取り返しのつかないことってあるんだね。ごめんね、中居ちゃん。ずっとずっと好きだよ。その目を疑うようなセンスとか、あまりにも普通の人の感覚過ぎるところとか、ちっともヒーローっぽくないところとか。
アイドルってすごいです。歌って踊って3時間ができるのがすごいっていうのもあるけど、SMAPだの嵐だのは、デビューしてもうかれこれ経ってるんですよ。今も変わらずデビュー曲を歌ったりするんですよ。ことあるごとに過去の映像とか流されるわけですよ。なんというか、もうタフすぎて尊敬します。私は5年前のことも掘り返したくない。親の庇護で生活してた頃のことならばいいけども、自由奔放にやりだしてからの過去の多くは葬ってしまった。アイドルっていうのは、そういう葬った過去も大人の対応でさらりと乗り切れるスキルがあるんですよ。わぁ、すごい。
アイドルというのは商品であってと考えると、自分自身の外側は完全に自分のものではないということになる。そうやって扱う方が楽な部分はあるだろう。しかし、ほっぺたがかゆいからガリガリ引っ掻きました、とかできないのだ。寝る前にどうしても梅干しが食べたいようっていうのもできないのだ。暴飲暴食で丸くなっても戻さなきゃいけないのだ。今日疲れてるからって顔に影を作っちゃいけないのだ。なんという面倒くさい仕事だ。外見の維持というのは思っているより難しい。孤独に誰とも薄いかかわりだけで生きていくならば誘惑も少ないので体系維持はけっこう楽だが(過去は楽だったんです、わたしも)、そういうわけにもいかんのだ。
- 作者: いくえみ綾
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有名税って、有名じゃない人が「ですよね、ですよね。有名でお金もらってるだから仕方ないですよね」っていくらでも言えるけど、当事者はとんでもプレッシャーだと思う。わたしの年末のイラつきなんて目じゃないぐらい腹が立ったり、キーってなったりするんだと思う。耐える人も慣れる人も同じぐらい尊敬する。
忙しさが上がると心が四畳半ぐらいまで狭くなるようです。
- 作者: いくえみ綾
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