生きることは物語を作ること、をテーマに日々哲学するブログ

生きるとは自分の物語を創ること

日々のじだんだ ~見習いみかん農家4年目~

最近の食い物

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 大根おろしアートでどーん。これはシロクマより簡単だった。そしてなにより見栄えがいい。赤い色は金時ニンジンを使った。讃岐が生産量日本一だぜ。
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 はれひめと白菜と春菊のサラダどーん。甘ったるくない柑橘でやるのがポイント。ドレッシングはしょっぱくないシーザーで。水分が出るから胡椒とほんの少しのマヨと粉チーズで良い。グレープフルーツ、オロブランコ、伊予かんでもよさそう。
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 大福をイメージした白パンどーん。白く仕上げたいので卵は入れない。団子粉を入れる。黒豆は正月に向けて練習中だったもの。160度で15分焼成(パリッとこんがりパンは180度で12分だから、かなり色白さん)。

 料理は楽しい。特に塩鯖を驚かせるようなものは楽しい。白菜のサラダの向こうはトンカツで、おろしで食べたので重ね重ね大根おろしアートしても良かったんだが、うん、まぁ面倒だったのだ。ごめん塩鯖。

 昨日Q様をみていた。クイズ番組の中でもかなり好きだ。問題が本当に知識を問われるものだから、頭の引き出しを開けるトレーニングになる。コペルニクスなんて顔は分かったのに名前が出てこず、塩鯖と「あれよ、あの人、絶対知ってるあの人」と言い合っていた。さび付いた引き出しの二人。

 テレビの前で答えを言うのはとても簡単だが、あの舞台に立つとまず無理だろう。テレビの前ではいい線までいけるんです。ガンジーとガンディーとダライラマの区別がついてないけど。

 昨日のQ様は有名大学の女子が選んだ尊敬する女性で、一位はキュリー夫人だった。私は伝記を読み漁っていたころ、一番読み返したのがキュリー夫人だった。先生に尊敬する偉人はと聞かれた時もキュリー夫人と答えていた。しかし当時の日本の教育では女子は「ナイチンゲール」とか「マザーテレサ」とか答えないと悲しい瞳で見つめられるので「マルコポーロ」と答えたりした。マルコも好きだったよ、コロンブスより冒険を感じたよ。

 自営業ながら母親が四六時中仕事をしていたから、キュリー夫人は自分にとって母親に近かったのかもしれない。特にうちの母親は、教育がてらと思っていたようで、料理をするたびに「なぜこれが必要か」「この調味料の使い方や作り方」などをぶつぶつと呟いていた。科学的アタッチの料理はおいしかったが、理屈があるから料理はおいしいのだ、という少々誤った知識を私に植え付けた(間違いではない。しかし「愛情があるからおいしい」論を持ち出すヤツとは相いれない。空腹は最大の調味料というのは間違いない)。

 時代が変わったんだなあと思う。時代が変わっても、いまだにマザーテレサがやったことを具体的に知らないけど。