生きることは物語を作ること、をテーマに日々哲学するブログ

生きるとは自分の物語を創ること

日々のじだんだ ~見習いみかん農家4年目~

気づけば花盛り、虫盛り

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 デンドロビュームが花盛りを迎えました。うれしい限り。がんばった甲斐があった! というほどがんばってないのですが。こんにちは。今日は二人でお休みです。塩鯖は二日酔いで寝ています。万歳して寝てる。

 蘭は鉢を変えた年は咲かないと、先日母から聞きました。どおりで去年は咲いていないわけだよ。理由がわかると納得です。今年は別に何をしたというわけではないけど、きれいに咲きそろってくれました。毎朝が楽しい。

 もう少しでバラも咲きます。よそ様の庭やベランダより一か月遅れていますけど、それでも咲いてくれるからよいのです。

 と同時に、青虫さんも大量発生でわが家のクレソンを食い尽くしました。彼らの食欲に驚いた。先週の土曜日はひたすら青虫退治をしておりました。防虫剤もまいたけど、やはり最強は割りばしでしょう。つまんでは捨て、つまんでは捨て。心優しい人が「かわいそう」って言ったら絶対青虫ぶつけちゃう。

 会社でその話をすると「ええっ、気持ち悪い」って言われます。私だって好きじゃないしつまみたくないのよ。しかしね、「怖いから嫌い」より「憎い」のほうがはるかに強い感情であったようです。一瞬で今までの「苦手」意識を凌駕した「憎い」という感情。まるでゴキブリ嫌いだった妹が、猫を飼い始めた途端猫より早くゴキブリを叩いてたあの日のように。

 というわけでコガネムシも駆除。もう全部駆除。虫食いの葉っぱも大胆に除去。おかげでクレソンほぼ丸裸です。ちきしょうめ。

 今のところ殺虫スプレーは天然素材的なものですが、場合によっては強力なシリーズの使用も辞さないつもり。奴らに勝つのが今年の目標。

 虫に勝つ、難しいことです。

 ここからはボヤキみたいなものです。


 最近、移住者のいろいろのサイトをよく見る。移住予定があるとかではなくて、単に移住先が身近な場所ばかりなので見てしまうのだ。四国はもともと過疎化の地域。私が小学生のころ、夏休みの自由研究で島の年齢分布の経緯をグラフにしたのだけど、余裕で65歳以上の勢いがすごかった。あれからもう30年近く。いろんな事件を乗り越えつつ、それぞれの過疎地は移住ウェルカムで頑張っている。

 それらの取り組みはそれぞれ。地域によって違いがあって面白い。そういった広報活動もプロモーションのひとつなわけで、実際にそこに行ったこともないのだから語れないとは思うのだけど、そしてひとくくりには言えないと十分わかっているけれど、どうにも違和感を感じることがある。どこの地域でも1つはある移住グループのノリだ。「行けば何とかなる!!」的なノリが感じられるのだ。そして同時に、ディズニー神話やマイルドヤンキーを彷彿とさせる。(私があれほど嫌っている)盲目的な菜食主義者のほうが好意的に感じるぐらい、それは表立ってはいないけど、全面的に感じる。

 ある場所の移住グループさんたちは「地元の人たちはオーガニックに理解がないから自分たちで低農薬で作って都会で売るんだ」と書いていた。それ以前にさんざんお世話になっている、優しく温かい、と書いているのに台無しだと思う。悲しくなる。

 というのももあれば、本気のビジネスモデルのところもある。ここは本当にすごいとこだと思う。
creative-village.jp
 ここもすごい。地味に応援している。瀬戸芸のときお伺いしたいと思ってる。
readyfor.jp