生きることは物語を作ること、をテーマに日々哲学するブログ

生きるとは自分の物語を創ること

日々のじだんだ ~見習いみかん農家4年目~

瀬戸の夕焼け、タコの休日

 お盆前。リオでわいている世界をよそに、近所の海でタコ釣りをした。といっても、釣りをしていたのは塩鯖と友人で、私はもっぱら熱に耐え(笑・午後3時の海をなめてた)、工場の金属に萌えていたんですけど。いいよね、金属。いいよね、針金。

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 写真を撮る元気が出てきたのは午後6時くらいで、写真は全部それぐらいの時間のものです。瀬戸の夕焼けは最高。瀬戸の夕凪中なので風はほとんどなく、海も穏やか。穏やかっていうか水たまり状態。でもそういう海辺を目的もなくふらふらと歩くのが、いかにも夏の夕方で気持ちがいい。昨日は夕凪タイムが短くて、爽やかな風がふわっとふき始めたんだけど。

 昨日の日中午後を外で過ごす経験は20日に待ち受けている瀬戸芸in豊島の予行練習になったと思う。おそらく午前中はなんとでもなるんだ。問題は午後、照り返しの苦しい時間帯。先日の室戸でも経験した「熱中症にならないための水分補給の方法」とかも役立つはず。今のところ、冷えてないスポーツドリンクをちびちび飲み続けるのが良いようです。私はどうやら飲みすぎると逆にのどが渇く(そして水分におぼれながらのどが渇いたっていう状態になって疲労する)。

 いろんな方法や理屈があるんだろうけど、体験して良いと思ったものが良いのだろう。人の身体は人の数だけあるんだから、やり方も人それぞれでいいはず。

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 そんな夕凪タイムの写真がこちら。風情あり、情緒あり、タコなし。タコどこで休んでやがるんだ。

 ちなみに塩鯖は初の磯釣り。マイ竿も初めて。よかったねえ、初めてだらけで楽しかったねえ。私は釣りをしないけれど(環境は満点だったけど、まぁ待てないので無理ね)、夕焼けを拝めたので大満足です。

 今日で会えなかったタコはリベンジで釣り上げるようです。〆るまではしてきてほしい。

 実家では父が船釣りをするので、釣りたての魚やタコやイカは見てきたけど、食べる専門であまり手を出してこなかった。まさかここで対峙する日が来るとは。島っ子といえど、もう島を離れてからの月日のほうが長いしなあ。島っ子とは呼べないんだろうなあ。

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 午後3時から海辺にいたので、思ったより消耗していた。塩鯖、エネルギーを充填しなければと焼肉へ。食って、風呂入って、2分で寝た。タコ釣りに行く前から、塩鯖の身体のことを考えて(釣りで消耗することを予想していたのではない)効きそうな薬草湯を買っていた。それがこれ。

 入浴剤はいろいろあるけど、これは乾燥した薬草がパックになってるもの。強烈な色や匂いはないけれど、お湯がまろやかになったというか、柔らかくなったというか、心地いい感じでのんびり浸かれた。これすごくいいねえ。

 たぶん内臓冷え性(腹汗がすごくて、腹汗のあとは必ずお腹を壊す)の私、基本冷え性の塩鯖、温める効果はいかほどか。継続して迎える冬が楽しみ。