生きることは物語を作ること、をテーマに日々哲学するブログ

生きるとは自分の物語を創ること

日々のじだんだ ~見習いみかん農家4年目~

アメリカ大統領選とか100時間とか

ちょっと前にいろいろ書いていたんですけどね、まぁいいかと消しちゃいました。こんばんは。今日は塩鯖待ちで起きてます。

アメリカ大統領決まりましたね。あの人を、アメリカ国民が選んだのかと思うと、感慨深いを通り越して「アメリカすげえな」です。メディアは一方的な決めつけではなかったと思う。でもなんとなくクリントンさんが勝つんだろうなと思っていた。なんだかんだ言って保守的な人間が多いだろうと。でも違ったね。

しかし保守的という考え方も、時代の幅をちょっと大きく取れば、今回トランプさんが選ばれたことだって保守的です。オバマ政権に反対していた層がいたっていうこと。

今回の大統領選はいろんな意味で面白かったです。消去法選挙、日本ではけっこう当たり前でしょう。場所が違うと当たり前も随分違って、わかっているけど衝撃は受けるもんだなってことで。

ちょっと前に書いていた記事っていうのは、残業100時間のことです。私はけっこうスパルタでも頑張るタイプですが、生き死にまで仕事にかけようとは思わない。判断がどこまで鈍っていたとしても、何年か(何年も、なケースも多いけど)かければ正気に戻る。

いつも、いつでも、頭にあるのはある人のセリフです。

「自殺は一番簡単な方法だから選ばない」

そうだと思う。簡単さは楽さではない。だから、簡単な選択は楽な選択だとは全く思わない。

私は、簡単さとは、究極の手軽さだと思っている。簡単でいいときと、簡単にはしたくないときがある。人間って面倒だなと、それを思うたびに感じる。でもめんどいものなのだ。そもそも、いまだにロボットは片手で折り鶴を折れないんだから(私は片手で折り鶴なんて折れませんが)。

会社の女の子が、なぜだか自発的に分岐図を書き出した。まさにフローチャート。今やってる仕事は人間様がトリガーの、一定のルールの下で流されているものを拾ってはファイリングするという感じのことなのだけど、人間様が主導のルールなので、お察しの通りほぼルールなんてない。しかし彼女は、何とか、何とかして一定のルールを見つけようとしているのだ。感動して拍手してしまった。でも、無駄な分岐多すぎて、しかもそれが曖昧すぎて、それじゃシステム化できませぬよ。

フローチャートを書くことは、人間ってすごいなって思うことにつながる。すごくたくさんの分岐を経て、人は最善と思う決断をするのだ。その決断の先が手軽さになることは、人間であることを放棄しているようなものだ。そんな選択肢しか残さない社会が悪い、というのは簡単だ。だけど、ごく当たり前の社会人としての責任を果たしたうえで、どんな社会でも言いたいことを言ったり、行動したり、してもいい時代になってるんじゃないかなあって思う。

言いづらいってことは、そりゃ私でもありますよ。飲み会断るときとか。でも、それで空気悪くなったどうしてくれるっていう横暴な人には出会ったことがないです。ちょうど、飲酒運転の取り締まりが厳しくなったくらいから。

以下、ほぼ暴言。


マジで暴言。ごめん。




講演をニュースで何度も見たのだけど、うーん。学校で火事が起きて先生が不甲斐なくて生徒が犠牲になったのなら「責任は学校に」になるだろうけど、ほかの社員たちは文句言いながらでもやれていて、その一人だけが命を軽く見られた、ということはないだろうなと思った。ある意味では最強の被害者。

とはいえ、子どもを先に亡くすことほど辛いことはないわけで、私も人並みに心が痛いです。こんな人が増えなきゃいいのに。