生きることは物語を作ること、をテーマに日々哲学するブログ

梅雨入り

 梅雨好きエッセイストです。大雨、昼間なのに暗くて、電気のついた部屋。台風の日の早帰りみたいなワクワク感。ええ、一人です。

 昼ご飯をバナナにしたら、便秘になり苦しんでいます。正確には苦しくはないけれど、心配になる。どこに行ったんだろう、あのバナナやパンは、と。

母さん、僕のあの帽子どうしたでせうね
ええ、夏、碓氷峠から霧積へ行くみちで
渓谷へ落としたあの麦藁帽子ですよ

『帽子』西條八十

 私のは、どの渓谷に行ったのだ?

 塩鯖がプロジェクターを買ったようです。昨晩届きました。会社の備品をまた……と思ったら、家で楽しむためだそう。わたしがいつも微妙な体制でiPhone片手にドラマを見ていたから、ならばプロジェクターで天井に写せば手もだるくない、というわけです。

 ゴージャスすぎるだろうよ。

 でもこれ、すごくきれいに映ります。昔はホームシアターなんてお金持ちの道楽だったのに、十分すぎるわ。今のところYouTubeしか写せないので、なんとかしてAmazonプライムビデオを写したいです。

 あー、今日はもうこんな時間だ。だから今日のことを書いてしまう。昨日はね、そうね、「タダで」「あなたは高い」と言われて、けっこう自棄を起こしていた、んです。って言っても、自棄を起こしてL&O読んでぼうっとしていただけなんだけども。

 うーんとね、うーんとね、私はぼちぼち本を読んではいるが、まぁ偏りが著しいのを差し引いてもぼちぼち読んでいる方だと思うが、いらん知恵のせいでいろいろ遠回りしていることが多いのかもしれないな、って思った、ということかな。やっぱり自分が好きなことっていうのが見つけられないんだよね、いやほら、好きなことはあるけど、それを通して何をしたいとか、何がしたいとか、何かが知りたくてそれをやってるとか、そんなもんあったかな、オレ、なんだよね。好きなことだっていう言葉に捕らわれてるのかなと思って、じゃあ誰にも負けないことと? とか考えると出てくるんだインテリコンプレックス。学歴のない私が何を言ったって「妄想の世界っしょ?」ってほくそ笑むなにかがいる。いやいや、実際言われたことないですけどね。じゃあ一生懸命になれること? だいたいなんでも一生懸命じゃないと人並みじゃなかったからよく分かんないんだ、いつも飄々とやってのけてる風にみられるが、けっこういつだって必死モードよ。

 そういえば、私はたいていなんでも物覚えが悪かった。今だって良い方ではない。けれど、パソコンだけは使えるようになりたくて、ただただ没頭した16の夏(18までな)。最初、といっても1年半はまったく芽が出なかったんだ。タイピング遅い、とにかく遅い、後輩に負ける始末。でも負けても買っても全然気にならなかった。なぜなら負けることになれているからな。だから追い抜かれるのが悔しいから止めちゃえ、なんてことは一度も考えたことがなかった。

「いつかエイリアンのリプリーみたいにマザー(母船)と交信しなきゃいけないから使えるようになっとかなきゃな」

 7歳のころの夢を抱き続けた純情な夏。

 そんなお間抜けちゃんだが、1年半後に突如伸び始めた。40文字/分が180文字/分、4倍以上である。今はもうそんなにできぬが。

 おそらく今私が探さねばならないものはこれなんだ。だけどもだ、もうワシも四十になった。だいたいのことは、特に思い浮かぶぐらいの地雷は全部踏んできた。だからちょっとね、今更なにかね、ねえ16の私、という気持ちなわけよ。エイリアンでも見る?

 そろそろ図書館に行っても借りたい本がなくなってきた。もちろん、全部読破したわけではない。けれど、図書館でなおうちの蔵書と同じ本を手に取り始めたということは、今ここに私の欲しいものはないということだ。

 この人の文章はなんかずっと好きね。ぽつねん、という感じがいいね。

平日 (文春文庫)

平日 (文春文庫)

 わ、びっくりするぐらいAmazon検索で出てきた。図書館に、こんなにたくさんなかったのになあ。