生きることは物語を作ること、をテーマに日々哲学するブログ

いけないゾーン

 おはようございます。昨日はいつも通りポスティングの旅へ。前回行けなかったら蕎麦屋、行ってやったよ。四方八方に向かってウォゥウォゥと叫びたいぐらい「やってやったよ!」です。



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 おじいちゃんとおばあちゃんがやってるお店で、2~3人分ずつしかさばかない。だから待つことになるけれど、待ってる理由が分かれば待つのも平気(理由の分からない渋滞は待つしかないけどイライラするよねえ)。

 今回私は夏季限定の青シソ蕎麦と蕎麦豆腐を注文。500円、安い。某チェーン店なら900円はするだろう。このへんは地域的に祖谷蕎麦っぽいものが提供されることが多いけれど、ここのご主人は20年ほど東京でうどん屋をしていたとのこと(四国新聞の情報)。祖谷蕎麦と違いピンピンハリハリの元気な蕎麦である。そばつゆは薄めだけど蕎麦の味を十分感じられる。とってもとっても美味しい蕎麦でした。

 前回もこのあたりはポスティングしたけれど、いかんせん野良犬が多いところで、みな「捨てに来る人もいるしねえ、うちのはいるよ」っていう感じ。おおよそ予想はついていたので、今回は綾川方面に下って(北上して、になるんだけど)ポスティングをした。歩いて5分ぐらいの場所にあるコンビニに車を停めさせてもらって徒歩で歩いて回っていたのだが、知らず知らずのうちに不思議なゾーンに突っ込んでいた。

 そこは歩いてしか行けないところで、さほど広くもないところなのだけど、入ってしばらく歩いてもなかなか道に出会えない。家は外見が全部同じなのに方向も建ち方もばらばらで、道らしい道はない。舗装されていないところばかりだからか、カラカラに乾いていて、気分的には火星の町に来たみたい。一番不思議に感じたのが、時間の流れ方だ。道から少し離れているからか、とても静か。テレビの音も聞こえないけど、どのポストもあふれかえってないから使われていることには違いない。

 春樹の小説や、そのほかの小説でもきっとあるだろう、知らないうちに見たこともない街に降り立ってしまった、という話を思い浮かべていた。

 住宅地というのは良くも悪くも「似たムード」だ。不思議なことに、新しい住宅地でも古い住宅地でも、ポスティングで歩き回ってるときの反応はほぼ変わらない。けれど、昨日のあの場所は住宅地とも違う、県営・市営住宅とも違う。地図で確認したらやっぱりすごく狭い区域だからトリップ感がすごかっただけかな。

 ほんの数分だったのかもしれないし、10分ぐらいはさまよっていたのかもしれない。ただ、大通りに出たときは自分が驚くほどホッとした。

 MONKEYで発表された春樹のコミック化の本だそう。だいたい関係書籍も読むのが好きなんだけど、春樹のものは春樹以外の人がどうにかしたものってあんまり興味がない。水丸さん、水丸さーん! マサルさんマサルさーん!!

かえるくん、東京を救う (HARUKI MURAKAMI 9 STORIES)

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