今年は絶賛ボランティアになりそうな気がして、気が気じゃないです。こんばんは。いやね、迷子が続いて、私のビンゴも続いてて。運が向いてるのか?! まぁ、そんなラッキーはそれほど続かないと思うけれども。
さて。
私は爪を噛む癖がある。かれこれ40年続いているが、一度治ったことがあった。ジェルネイルをしたときだ。ジェルは硬くてとてもじゃないけどがじがじできない。というわけで、そのころは癖が治っていた。けれど、仕事が忙しくなりジェルネイルなど行けなくなってから再発した。そしていつだ? ちょっと前から悪化していた。なので、爪に塗る苦いマニキュアを買って試してみた。結果。
人生を、生まれてきたことを、後悔するほどに、苦いです……。
おかげさまでクセが治まっている。しかし、この手で料理をすると食べ物が苦くなる。手を使って食べるものもすべて苦くなる。その苦さは実に薬品的で、長持ちする。最悪っちゅうことだ。
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子供の指しゃぶりにもいいらしい。でも、子供でも苦みが平気であれば治らないらしい。人生まで後悔している私は、苦みに弱い。
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最近、ボランティア名義でツイッターを始めた。ツイッターって好きじゃないと思っていた。やり始めた今も、好きかどうかは分からない。ただ、野次馬根性は非常に、非常に満たされる。私はまぁまぁゴシップ魂が強いので、そういう意味では、見るだけならば俗っぽくて楽しい場所ではある。
先日も、北海道のNHKが番組を作った写真集「ゆきねこ」特集が火を噴いていた。私は猫のような寒さに弱い生き物が、北海道という土地で野良として生きてるなんて知らなかったので、かなり衝撃的だった。それ以上に、凍えている猫を「可愛い・癒される・逞しい」と表現する、神経の太さにも衝撃を受けた。でも、のんびりツイッターを眺めていると、北海道でも犬の脱走はあるし、保護される犬猫もいる。どれだけ冬が寒くても、夜を越える犬猫がいるということだ。確かにすごい、逞しいと思う。けれど、間違いなく彼らは好んでそうしているわけではないだろう。
私程度の想像力で、辛かろう、寒かろうと思うことを、北海道で猫ばかりおっている自称写真家には、可愛い、癒される、逞しいと思った、そういう感受性の持ち主である、ということだ。それは別にいいさ、けれど彼には動物愛護を口にしてほしくないな。
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先日、塩鯖が珍しくちょっとばかり酔っぱらっていた。とても幸福そうだった。にこにこしていた。ちょっとだけ追い酒をして二人で寝た。とても幸福だった。けれど、軽く7時間も寝てしまって、驚いたー。冬だからよく寝るのかな、と思ってフィットビットを見たら、真夏もよく寝ていた。私は幸せだったらよくよく眠るらしい。
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酔っぱらった塩鯖は、死ぬのが怖いなあと言っていた。多くの人がそう思うだろう。だって、誰でも一度は死ぬけど、一方通行だからな。村上春樹の初期の作品では、たびたび「生と死」について書かれている。生という一直線がぷっつり切れて死になるわけではない。生も死も、全く別物ではない。だから怖くない、というのは違う話。怖いっていうのは、やっぱり感情の一つだから。
私は妹が死んでから、死ぬのがあんまり怖いことじゃないんじゃないかなって思うようになった。でも、私が死んだからといって、妹や愛犬にまた会えるとは限らない。けれど確実なのは、私が生きている間は彼らを私の中でよみがえらせることはあっても、私の頭の外に出た、あのままの姿で会うことはない、ということだ。
だから今できる限りの想像をする。私が生きている間できることだから。私が死んだら、妹と愛犬に会えるかどうかは分かる。その時分かることを、今一生懸命想像する必要はない。そう、時が来たら分かることを、今から想像して、想像し尽くして、悲観したり不安になったりする必要はない。むしろ、ほんのり楽しみに、それまでの時間をどうしようかな~と考える方が、今は気持ちがいいかな。