生きることは物語を作ること、をテーマに日々哲学するブログ

生きるとは自分の物語を創ること

日々のじだんだ ~世界に狂った色彩を~

沖縄2日目

 沖縄2日目は朝食から始まる。朝食は普通にホテルの朝ごはん。これが充実していて素晴らしかった。

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 ちなみに3日目のメニューはちょっと変わってゴーヤチャンプルが消えていた。残念だが連泊者には嬉しい。もずくも取り放題なのでしっかりたっぷりいただいた。私は海ブドウよりモズクのほうが好きだな。そして老夫婦のような私たちは朝の沖縄の公園へ出向く。といっても道を挟んだ向かい側が公園。

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 瞑想ごっこなんてしつつ木と一体になる遊び。この公園には猫が5匹ぐらいと、たくさんのハトがいた。どうやら餌をやってる人がいるらしい。地べたに盛られたキャットフードがあった。一応動物愛護活動をしているのでこれはいかんともしがたいと思うのだけど、どの猫も毛並みが良くて栄養状態が悪くない様子。多少のことはがみがみ言いたくなくなる。けれどやっぱり、ここで毎年たくさんの猫が生まれてロードキルや病気で命を落としているとしたら、それは悲しいことだと思う。せめてご飯は器に入れてあげてほしい。

 この日はニライ橋カナイ橋を経由して斎場御嶽、そしてガンガラーの谷に向かう予定。途中で私はユタ、、ではないけれどほぼユタだったんじゃないかな、セッションをしてもらうことになっていた。天気予報は曇りだったが、ニライ橋カナイ橋に到着するころには晴れていた。お天気がいいのは嬉しいこと。ここは海中道路よりもずっと景色が良くて素晴らしかった。ついつい2往復してしまった(写真は展望台から)。

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 スピリチュアルガイドさんのHP。おつなぎ役とは、死者とつなげてくださるということだそう。私も塩鯖も身近な人を亡くしている。それがどうだとか、意味があっただとか、そんなことはどうでもいい。誰だって一度は生まれて一度は死ぬんだから、特別なことではないと思いたいのだ。けれど、お話ししていてしみじみと「今ここで生きて琉球の国に来て、クワズイモにきゃっきゃうふふしている私は、紛れもなく肉体がこの地球にあるもの代表として、肉体を失った家族たちの分も楽しんでいるんだろうな」と感じた。

 塩鯖は超グルメさんだが、高級品が好きなわけではない。土地のものを土地の人と同じように食すのが好きだ。彼のお父さんやお兄さんもグルメだったのだろうか? グルメだったに違いない。特にお兄さんはうどん屋に並々ならぬこだわりをお持ちの方だったようだし。

 レナさんは久高島にお住まいの、久高島のガイドさんでもあるそう。今度来るときは久高島も回りたい(そして南側の城(グスク)や御嶽も回りたい)。

ryukyu-spiritual-guide.com

 セッションを終え御嶽に向かう。車で5分ぐらいの場所。待ってもらっていた塩鯖がサーターアンダギーとドラゴンボールを買っていたのでもぐもぐする。ドラゴンボールのほうがお好みである。斎場御嶽世界遺産にもなっているのでよく整備されている。シルミチューとは違ってガイドの方もいる。けれど一歩踏み込めばここが聖地であることが感じられるぐらいに美しい場所だった。沖縄はちょっと山に入ればどこでも熱帯植物園だ。

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 斎場御嶽(せーふぁうたき)のせーふぁとは、最高位という意味だそう。そして御嶽とは聖所のこと。ご神体という考え方はないらしい。だから神仏のようなものもないけれど、ところどころに香炉や水壺のようなものがある。この場所全てが祈りをささげるところなのだそう。シルミチューもきれいに整理されていたところだったが、これは係の方がいるわけではなく、祈りをささげた人たちが各々綺麗にしてゆくから美しさが保たれているのだそう。

 斎場御嶽で祈りをささげて、美しい景色と自然に心洗われてガンガラーの谷に向かう。途中でお昼ごはん。

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 モズクを使った沖縄そば、てんぷら、ヒジキを使ったじゅーしー(豚肉の炊き込みご飯)、もずく食べ放題をいただく。十分な量でモズクのお替りは1回しかしていない。モズクの天ぷらが最高においしい。私はこの時沖縄そばを食べていなかったのだけど、ほぼほぼ沖縄そばと変わらんものだったそうな。うん、ここのお料理は本当においしかった。

 ガンガラーの谷は予約制で時間が余っていたので、向かい側の島に渡っててんぷらをオヤツとしていただく。1個70円ぐらいだったか。これもまた本土にはない味で美味しかった。

 そしてガンガラーの谷。個人的に大きなガジュマルの木を見たかったので選んだが、ぶっちゃけなんでガイド付きのツアーしかないんだよ、勝手に見させろよと思っていた。けれどツアーが始まってよくわかった。ここは最古の古代人の骨が見つかった場所、研究として発掘調査も行われている貴重な場所なのだ。ひとつひとつ丁寧に場所の説明をしてもらいながら奥に進む。

 ガンガラーの谷はもともと大きな洞窟だった場所だそう。その天井が落ちて谷になったそうだ。

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 あり得ないサイズの竹。ジャンボバンブーだったっけな、一日で30センチも伸びるらしい。

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 ガジュマルは歩く木とも呼ばれるそうだ。この根っこ(気根)がどんどん伸びて、地面に着地して根を張る。そしてもともと根を張っていた部分は朽ちてゆくので”歩く”といわれるのだそう。沖縄では家に地植えはしないと言っていた。まるで本土の桜の木だね(桜の木も根っこが強いので家を壊すことがあるそうだよ)。

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 そしてランタンをもらって洞窟へ。ここはイナグ洞(女性)・イキガ洞(男性)の男性のほう。女性の場所にはおっぱいとおしりがあった。そして男性のほうにはもちろん男根があった。自然の作り出した造形とはいえ、日本各地に、いや世界各地にいくつあるんだろうね。

 そしてお待ちかねの森の賢者、大きなガジュマルの木とご対面。

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 とにかく大きい。けれどこれで樹齢150年ぐらいだそう。1500年ぐらいたってそうなのにね。沖縄では植物が良く育つということかもしれない(ガジュマルってそういうものかもしれない)。

 そしてツアーご一行はツリーテラスに行って高台からガンガラーの谷を見渡して、人骨が発見された場所でツアー終了。1.5時間程度の楽しい時間だった。谷を出るとハブVSマングースなどがあり、修学旅行生がいた。そうか、ここも修学旅行のコースなのか。行きたいところを詰め込んだ計画を練ったが、見事に修学旅行とかぶっちゃったね。

 そしてこの日はホテルに帰る。ガンガラーの谷から那覇市内まではだいたい車で30分くらいの道のり。けっこうしっかり疲れていたけど、翌日帰るわけだからお土産を物色せねばね。途中、近くの道の駅で軽くお土産を買って帰る。

 国際通りでは前日下見したお土産などを見つつ、屋台横丁で軽く下ごしらえ。アグー豚の餃子と握りを食べる。油が多いけれどとてもおいしい。途中でサーターアンダギーのお店にも立ち寄り、1個ずつ食べる。サーターアンダギー研究家の塩鯖的には、ここのサーターアンダギーは水分をもっていかない系統だからとても食べやすいとのこと。いつから研究家になったんだよ(でも確かに甘すぎず美味しい)。

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 そしてロイズ石垣島を目指してわしたショップに向かう。けっこう歩くけど道中いろんなものがあるから距離はさほど気にならない。お土産のほとんどはここで買った。新垣のちんすこうもみっちり買った。各所でちんすこうの試食をしたが、ここのが一番おいしい。

 お土産を買って向かったのは牧志第一公設市場。塩鯖、ここで海産物を食べたかったのだそう。私はお腹が空いていないので「まさか食うのか?」と言って塩鯖のテンションを下げてしまったが、売り子のおばちゃんに値段とか聞けない武士の塩鯖のために、おばちゃんに夜光貝と蟹と料理法をオーダーし、2階の食堂で食べた。ついでに、沖縄そばをたべていなかったので沖縄そばもオーダー。塩鯖はゴーヤビールも。

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 貝の半分は刺身で、半分はソテー。柔らかくて食べやすい夜光貝だった。

 帰り際に路上で売っていたもずキムさんでもずくをたくさん買った。ここのお兄さんが売り上手で、たくさん試食もさせてもらって気持ちよかったのでね。もずキムという名の通り、キムチ味のもずくがある。これがべらぼうにおいしくて、試食のときに「白いご飯と食べたい!!」と強く思ってしまったのだ。ばっちり8000円分ももずくを買った。もちろん全てご自宅用である。

 そんなこんなでみっちり詰め込んだ2日目終了。スケジュールはグーグルマップのナビとにらめっこして組んだが、おおむね時間通りに進んでどこか飛ばさねばならないようなことは起こらなかった。沖縄、旅のしやすい土地である。本当に次こそは北側を攻めよう。とても興味深くて、とても懐の深い場所だ。