生きることは物語を作ること、をテーマに日々哲学するブログ

生きるとは自分の物語を創ること

日々のじだんだ ~見習いみかん農家4年目~

神戸に旅行してきたよ①

 つい昨日、神戸から帰ってきました。今回は2泊3日のいきなり旅。目的は、塩鯖がニュースで見てメロメロになった「ヤブイヌ」を見に行くこと、そして日本一の朝ごはんを食べること、そして有馬温泉に泊まること。

 丸亀市から神戸までは、淡路島経由で2時間24分、瀬戸大橋経由で2時間52分。迷わず淡路島コースで行きます。淡路島から脱出するまでは田舎道なので運転も楽だったはず。始終運転は塩鯖でした(私は鳴門西SAまで寝てた)。塩鯖の運転はいいね、安定しているし、道に迷っても運転迷わないし。ということで、無事に神戸に到着し、ポートアイランド神戸どうぶつ王国に。

 お昼ご飯を食べていなかったので、まずは昼飯。館内のバイキングへ行きます。

 昔はこういうバイキング嫌いだったなー(笑)やたらと「廉価なバイキングはダメだ、おいしくない」と信じていたので、実は初めてぐらいじゃないかな。1500円ぐらいで食べ放題。といっても夜は南京町に行く予定だから食べ過ぎないように注意しながら食べたいものを選ぶ。味はちゃんとそこそこ美味しい。ドリンクはつけなかったけど館内に自販機もあるから水があればいいのだ。

 神戸どうぶつ王国は初めて来たのだけど、中はちゃんと冷房が利いていて涼しくて、匂いもほとんど感じられないほどに清潔。そしてグリーンの手入れが行き届いていて素晴らしい。動物園は真夏勘弁と思うんだけど、ここはいいねえ。



 どうぶつ王国とはいうものの、動物園ではないため限られた動物しかいないのだろうけど、それでも普段接することのできない動物だらけで、みな人慣れしていて(少なくとも触られても怒らないぐらいには人慣れしている)、どれもこれも可愛く面白く興味深く、近寄らせてくれるだけで万々歳だった。でも当日はとても良い天気で、夏の再来ぐらい気温も上がっていたので水がぬるんでいるんじゃないかと心配になるほどのお天気だった。

 定刻スタートのドッグショーを見て(ドッグショーも飼育員さんたちの素晴らしいステージ&よく訓練されたシープドックと、もしかするとそれ以上に訓練されていた羊たちで、素晴らしいものだった)、ヤブイヌに向かう。塩鯖は犬好きなのでドッグショーを全部録画しちゃってましたよ。



 ヤブイヌはちょうどご飯時で、骨に食らいつく様子ばかりを見ることになった。なんとも野性味あふれた姿である。だけど塩鯖はもうなにしてたって可愛いと言うだろうというほどに、ヤブイヌにメロメロだったのでかじりつきだった。

 ヤブイヌとは言うものの、ほぼタヌキに見えるそれは、とても人になつきそうになかった。でもその素朴な容姿がなんとも言えないものがある。一時はとべ動物園にもいたそうだが、残念ながら死んでしまったそうだ。タフそうだけどやっぱり彼らの居住地域ではない場所での暮らしはいろんな弊害があるんだろうな。極論を言えば人間のエゴでこんなところに連れてこられたのだから、食う寝る暮らすに不自由のない環境を与えてあげてほしい。神戸どうぶつ王国はそれがかなっているようだったからすごく嬉しかった。


 私は動物も好きだが植物のほうがほんの少しだけ上回って好きなので、圧巻のウォーターリリーに癒された。とてもとても綺麗。なんたって空調が完備されているところがすごい(人間が快適である)。こんな巨大なビオトープを管理整備するのって大変だろうなあ、美しいなあとひと時休憩する。

 そして狼とかビーバーとか回って(写真ではなく動画だったので割愛)、ホテルに向かおうとする。が、まだ時間があるのでUCC博物館に向かう。近くにあったんだよね。




 特に予約もなく行ったけれど、入館料300円を払うだけで中を閲覧でき、コーヒーの飲み比べもできた。これはたまたま時間がよかったみたい。UCCだからコーヒーのいろいろがあるのだけど、しっかり展示もあり、UCCの歴史もあり、かなり見ごたえのあるところだった。駐車場が無料なのもうれしい。

 そして、ホテルに向かう。ホテルは朝食ランキング日本一のホテルピエナ神戸。ちなみに2位はラビスタ函館ベイ。ラビスタよりは全日空のほうがおいしかったので、ここはどうなのかなーなんて思っていたが、それはまた次の日記で。


 朝食日本一だけどホテル自体はとてもお手頃で、大人一人5000円と少しぐらいで宿泊できた。ホテルの部屋も広々とは言わないが十分な広さがある。バスルームが広いこととアメニティが充実しているうえ上質なところが特に素晴らしかった。この時まだ気づいていなかったが、神戸の観光シーズンとしては閑散期に入ってたらしく、人もあんまり多くなかった。本当にいろんな意味で「お得」だったような気がする。

 さて、ホテルに着いたら次は南京町。西日本で唯一の(?)中華街。


 こんな感じで似たようなお店が(失礼)並ぶ。台湾のそれと似ているようで似ていないようで。しかし事前にリサーチしていた肉まん、小籠包(ついでに汁なしタンタンメン)は先にいただいた。


 リサーチしたものを食べただけで結構おなか一杯になっていたけれど、塩鯖的にはふかひれラーメンも外せなかったらしく、中華店に入っていただく。これは半分こしたけれど、まぁなかなかお腹一杯になったよ。帰りに胃薬を買うために行脚するほどにね。味付けは濃すぎることもなく、薄すぎることもなく、絶妙でちょうどよかった。本当においしい中華にあたって超ラッキーだったと思う。また、お店のお姉さんもいろいろと融通を聞かせてくれて嬉しかった。ほんといい人、めっちゃ可愛い人、ありがとうありがとう。

 そしてホテルに帰り、例によって20時には寝ていた。お腹がいっぱい過ぎるとすぐに寝てしまう。これは次の宿泊でも変わらなかった。

 なかなかの暴飲暴食っぷりだったと思い起こしていたが、改めて食べたものを書くと、少ない量ではないが、食べ続けていたわけでもない。単なる加齢による「無理ができない状態」になっただけだったんだなあ。