生きることは物語を作ること、をテーマに日々哲学するブログ

生きるとは自分の物語を創ること

日々のじだんだ ~見習いみかん農家4年目~

近頃の1日のタイムスケジュールなど

こんばんは。昨日は塩鯖が地域の行事に参加していたので、帰りがとても遅く、二人とも寝たのが0時を過ぎていた。だから朝寝坊してやった。

普段は5時には起きて朝ごはんタイムに入るのだけど、今日は6時半に起きたのだ。普段より1.5時間も遅くまで寝ている。きっと多くの会社員はアウトだろう。でもここは自営業。アウトなどない。起きた時間=起きた時間なのだ。遅く起きてしまったが為に、信用や皆勤賞を犠牲にしたり、「ああ、朝も起きられないのか自分」と朝から闇落ちする必要などないのだ。そもそ、始業時間などないのだ。ビバ! 自営業!!

本当なら午前中休んでもいいやってぐらい怠かったけどね。

 

さて。

先週の金曜日、極早生みかんを産直に180袋出した。180袋は去年と合わせても最高数だ。

松山市内にあるJA直轄の産直「太陽市」)https://www.ja-e-chuo.or.jp/ohisama-ichi/

 

いつもは多くても100個程度だが、それでも2、3日で売れてしまうものだから、土日がある週末に出すならドーンといってしまえと思ったわけだ。その結果、見事2.5日で完売でございました。誠にありがとうございます。

というわけで、ちょっと遅くまで寝た今日の午前中のお仕事は、この産直用の袋詰め。

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頑張って108袋詰めました。この子たちもみかん好きさんたちの元に届け。

 

その前に、毎日恒例の猪罠チェック。

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私の住む地域では、地域で設置している猪罠がある。地域で設置している罠は当番の人が順番に見回る。我々も月に一度見回っている。

それとは別に、個人で設置する罠もある。それは個人が見回らなければならない。ということで、毎朝のスタートは猪罠の見回りからなのである。

すでに塩鯖が3つの罠を仕掛けているのだけど、見事に2つ弾かれていた。弾かれているということは、猪が足を突っ込んだということだ。突っ込んだけどなんらかの理由で罠が作動しなかったか、作動したけど猪は捕まらなかった。実に惜しい。

というわけで、午後は猪罠の再設置を行うことにした。

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ちょうど、猪が崩していった場所のあったしね。ここ、一応脆弱ながらも水路なのだよ。水路を潰すなよ全くもう。

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ということで、午後のお仕事は水路の発掘から。ここで採取した土は土嚢にして他の畑で使う。サラサラの土なので楽だったけれど、でも土仕事だな、土仕事はゴリゴリと何か、おそらく精神的なもの、あるいは魂が削られるのだよね。だから本当にやめてくれよ。

この土いじりを終え、2箇所の罠の設置を終え、穴が空いた畑に土嚢を詰めて本日のお仕事完了。仕事内容的には楽な方だった。

 

ちなみに最近の1日のスケジュールはこんな感じ。

5:00 起床

7:00 午前の部開始

11:00 午前の部終了

11:30 昼食(昼休み)

15:00 午後の部開始

17:30〜18:00 午後の部終了

21:00 就寝

夏から冬に移行している感じ。だから比較的楽な方かな。これが収穫始まると昼休みが1時間になるからしんどいんだよなあ。

 

ま、しんどくても動けるんですけどね。そして、毎日の通勤がないっていう暮らしは、想像以上に、びっくりするほど、感動するほど、ストレスないんです。マジで。農家最高よ。

 

10月になりましたね

気づいたら10月でびっくりしております。おはようございます。今日は祭りなのでお休み。

 

すでにほぼ月報状態だけども、改めて10月以降はもっとこまめに書こうと思う。ああそうさ、いつもそう言ってるさ。でも今度こそはなのだ(何度目の今度こそはだ)。

 

じゃ、9月の仕事を張り付けていくよ。

 

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マルチはったり

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アナゴ焼いたり

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肥料撒いたり(この日の塩鯖は地域の猪罠の掛け替え)

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ワクチン接種2回目後に大量のポテサラ作ったり

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すだちと半田そうめんが届いたり(暑い日にぶっかけ冷やしでほぼ食った)

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いちじく食べたり(継続して現在もいちじく食べ中)

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せとかの苗木の畑に、父がほうれん草を植えたり(いつも作ってるところではうまくできないので、場所を変えたらしい。この畑は苗木を植えるまで放置されていたので、土が疲れてないってことなのかな)

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極早生の「はつひめ」を収穫したり

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太陽市に出荷したり(太陽市は、松山市内にあるJA直轄の大きな産直)

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早生みかんを味見したり(もう美味い)

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私の身長を超えた苗木のお世話をしたり

そんな感じで9月は終わりました。

 

台風も来たけど、真ん中が通った割には影響が少なくてよかったかなあ。台風で怖いのは「風台風」だった時なんだよね。島に住んでいるということは、四方が海で囲まれてるわけで、雨が降らない風台風だと、周囲の海から潮が巻き上げられて降ってくるのだ。潮が降ると何もかも枯れる。それが一番怖い台風。だから雨が降る台風はそこまででもない。

 

私は朝ドラを見る派でね、今の「おかえりモネ」も見てるんだけど、気象予報士と自然災害っていうナウなテーマで考えさせられるなと思う。気仙沼を竜巻が襲って、モネちゃんが心配して帰ったら、みんな元気に復旧活動をしていたというシーンがあったのだけど、実際そうなのだよ。

 

一次産業に従事するということは、自然災害も込みなのだ。人間がいくら進化しても、自然災害だけは避けられない。大きな壁を作って台風や竜巻が入らないようにすることなんてできない。でも、逆に自然がなければ一次産業は成り立たない。そういうことなのだ、と分かっているっていうことなのだ。

 

なんて偉そうに言ってる私ですが、私も従事するまで分からなかったし、就農して初めての土砂崩れで道を塞がれた時は立ち尽くした。どうすんだこれって思った。でもそのあと到着した両親が、土砂崩れを乗り越えて自分の畑に行き、防除しているのを見て、「そうか、こういうリスクも込み込みなんだ」って理解したのだ。

 

だから、あのドラマのあの展開はジーンとした。でもモネちゃんには全く共感できないのだけどね。歴代上位に入る微妙さだなあ。

 

ちなみに好きな朝ドラは「朝がくる」と「おちょやん」です。

 

 

総裁選が終わり、岸田さんが新総裁になった。そのことについて、いろいろ意見を見ることはあるけど、ひとまずは「菅さん、お疲れ様でした。岸田さん、よろしくお願いします」だ。

 

全世界がコロナに翻弄されている状態でも、国は動かさないといけないわけで、でもこんな誰も「どーしていいんだかわかんねー」って時に総理大臣になんてなりたくないわけで(絶対後から「あれは愚策」とか「こうすればよかったのに」っていうやつは出てくるしな。これが一番卑怯だと思う。わたしも散々やってきたけど(反省しております))、そんな時に総理大臣を務めて下さった菅さんには感謝だ。

 

そしてまだまだコロナが終息しているとも言い難い状況で、なんかもう気分転換したくねえ?ぐらいのノリで新しい日本がどうだこうだ言ってるやつがうじゃうじゃいる中で、新しい総理大臣になってくださる岸田さんにも感謝だ。

 

文句なんてな、誰でも言えるんだよ。誰でもな。

その他、いろいろ考えたこととかあるけど、今日は祭りでお休みなので環境整備等々に時間を使って、もちっとブログの更新ができるように整えようと思います。ではまた。

電気工事士と狩猟免許の免状が届きました

 こんにちは。台風ですね。こちらは大雨です。明日目覚めたら台風が去ってる予定。

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 塩鯖の、電気工事士と狩猟免許の免状が届きました。免状が来るまでも長かった、いろいろ。でもまぁ、届いたので良しです。これで電気工事も罠かけもできるということです。

 狩猟免許はあくまで狩猟のための免許であって、銃の所持はまた別の許可が必要です。

 詳しくはこれに書いている。山賊ダイアリーは狩猟をしたい人は一度読んでおくといい本です。面白いよ。面白いけど、罠ガールとかそっち系とは全然違うけどもね。

 塩鯖はこれからリフトの免許もとります。免許に明け暮れた2021年になりますね。本当によくこれだけの試験を受けたなあと思います。でも、資格と知識は人生で必ず役に立ちます。下手な民間の資格を取るより、きちんとした資格を取ることをお勧めします。

 陰ながら支えている私にも幸あれ。