生きることは物語を作ること、をテーマに日々哲学するブログ

生きるとは自分の物語を創ること

日々のじだんだ ~見習いみかん農家4年目~

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お休みなので最近見たアニメ等々をまとめて記録していこうと思う。

まずはこれ。アマゾンプライムでアニメを見た。あまりにも評価が高いので期待していたが、期待以上のハードボイルドファンタジーだった。

あらすじはAmazonから

ギアーデ帝国が開発した完全自律無人戦闘機械〈レギオン〉の侵攻に対応すべく、その隣国であるサンマグノリア共和国が開発した無人戦闘機械〈ジャガーノート〉。だが、無人機とは名ばかりであり、そこには“人”として認められていない者たち--エイティシックス--が搭乗し、道具のように扱われていたのである。エイティシックスで編成された部隊〈スピアヘッド〉の隊長である少年・シンは、ただ死を待つような絶望的な戦場の中で、ある目的のために戦いを続けていた。そこに新たな指揮管制官〈ハンドラー〉として、共和国軍人のエリート・レーナが着任する。死と隣り合わせに最前線に立ち続けるエイティシックスの少年と、将来を嘱望されるエリートの才女。決して交わることがなかったはずのふたりが、激しい戦いの中で未来を見る--。

この物語には二人の主役がいると思っている。一人は建前上無人とされている戦闘機に登場しているシンと、選民意識の高い国の軍人レーナの二人。シンは国から人権を剥奪された人種だが、それを受け入れ戦場で生きている。レーナはサンマグノリア帝国の差別のありように最初から最後まで疑問を持ち、戦いを挑み続ける。

こうした物語の多くは憐憫や悲劇に終始しがちだと感じている。その方が手っ取り早くて簡単に泣けてそこそこ受けるからだ。でもこの物語は徹底的に悲劇から逃げない。正反対の立場にいる二人を出会わせ描くことによって、生きることってどんなことなのかを描ききっているように思った。

生きていたら楽しいことばかりではない。かといって、辛いことばかりでもない。けれど忘れられない悲しみや辛さや、絶望的な現状や、自分の無力さに打ちひしがれることは、今我々が生きているこの世界でも十分経験することだと思う。

そんな時、共に歩む誰かがいることや、自分の幸福を祈ってくれている誰かがいることが、とてつもない救いになるんだってことを教えてくれる。

私は性格的に突き抜けたポジティブでゴリ押しして前進することはできない。実に面倒で、実に情けなくなる。しかし彼らのようにもがき苦しみながら生きる姿を見せてもらえると、そういう生き方も悪くないんだなと思う。

もちろんこれはファンタジーの世界だから、容赦なく殺しにくる無人戦闘機を相手に、生きるか死ぬかの戦いなのだけどね。そして私の生きる現実はそこまでギリギリでもないんだけどね。

 

ともかく素晴らしい作品に出会えた。アニメーションも音楽も、何もかもが最高だった。制作してくださったみなさん、本当にありがとう。

3回目のワクチン接種が完了しました

おはようございます。3回目のワクチン接種が完了し、発熱期間も終了した朝です。清々しい。

というわけで、記録のために覚えてる限りを記しておく。

1回目のワクチン接種はファイザー。24時間後から発熱した記憶がある。高熱は出たものの、腕の痛みの方が辛かった。服が当たるだけで痛いのだから、寝てるだけでもすごく辛い。

2回目のワクチン接種もファイザー。24時間後から発熱。やっぱり熱より腕の痛み。っていうか痒い。痒いのだけど触れると痛い。こちらも発熱より痛みの方が辛かった記憶。

3回目のワクチン接種はモデルナ。今回の記録のメインはこれね。

15時にワクチンを接種して、きっちり12時間後に発熱。いきなり38度近かったので鎮痛剤を飲む。鎮痛剤はきっちり4時間で効果が切れてしまうので、目覚めてしばらくしてまた飲み、昼前に飲み、そんな感じで日中は37.5度~38度ぐらいを右往左往する感じ。

熱が出る前には悪寒がし、しっかり高熱になるので観察してるとちょっと面白かった。人間の身体ってすごいなあって。

で、最後に接種から33時間後に39.5度の発熱があり、夜中だったのでふらふらと鎮痛剤を飲んでまた寝て起きたら36.0度まで下がった状態。ああ、これで発熱期間も終わりかとちょっと寂しく思いつつ、今日一日は大事をとって休んでおこうと思います。

接種した個所は冷やすといいと聞いて冷えピタを貼っていたのだけど、どれぐらい効果があったのだろうか……。ずっと痛いままだぜ。でもファイザーのような触れるだけで痛い状態ではない。だからモデルナの方がかなりマシな気がする。腕をあげると痛いよ、うん、ずっと変わらず痛いけど。

そんな感じでですね、はい、抗体がつくられたようです。

今回のように絶対に発熱があり、1,2日でその熱は下がると分かってる状態っていうのは珍しいと思うので、こういう機会にこそ人間の身体の仕組みを意識すると楽しいよね。なぜ発熱しているのかな、発熱するとどうなるのかな、身体のどこが痛いかなって。

当然発熱している間はしんどいし辛いのだけど、そこばっかりフォーカスしてるとしんどさマシマシな気がするから、あえて観察してみた。なかなか悪くなかったですよ。

最後に、ワクチンの接種については個人の判断で行うものだと思うので、特に推奨はしません。悪しからず。

***

追記 お昼11時ごろに再度発熱。鎮痛剤を飲んで、午後は大人しくしていようと思います。ちゃんちゃん。

春ですね、雨が増えてきました

前回の更新から10日ちょっと。かなり頻度上がってない?(上がってない)

せとかの収穫・出荷も終わり、気温がぐんぐん上昇して春の草が茂りまくってきたので、除草剤の日々を送っていた。すべての畑に一度除草剤をかけて草を退治しておくのだ。そうすることで、草が伸びすぎることを防ぐことができる。

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除草剤に対してよいイメージを持っていない人も少なくないと思うが、除草剤をかけたからといって不毛の地にはならない。数カ月もすれば「除草剤かけましたよね?」ってぐらいに素知らぬ顔で草は茂る。だからといって植物の根っこにノーダメージではないから、じゃんじゃんばりばり除草剤をかけることはない。農薬だって買ってるんだし。

雑草があるとなにがいけないか。害虫が集まってしまうことだ。今ならナメクジさん。ナメクジさんは一見すると害がないように思うかもしれないが、ナメクジさんは新芽を食べたり花弁を食べたりする。新芽は当然食べられると困るし、花弁自体は食べられても良いかもしれないが、そのすぐそばにある小さな状態の実(子房)に傷をつけるのがよろしくない。果実が小さな状態の時についた傷は、どんなに小さくても実の肥大と共に傷も大きくなるわけで、小さな傷だからいいじゃないかって問題ではないのだ。

というわけで、虫の住処になる雑草は駆除する。枯草も本当は駆除したいんだがなあ。

で、次に苗木の定植。このシーズンは苗木を植える仕事がある。

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今年ははれひめ、甘平、せとかを植えた。これらが販売できるようになるまで5~8年程度かかる。その間、苗木たち収益を生まない。それらも加味して品種構成の変更や木の更新などを行うのだ。

柑橘の木の更新は苗木の定植だけではない。接ぎ木も木の更新のひとつ。これはM温州に早生みかんを接いでいるところ。こちらの地域では腹接ぎが主流だ。この接ぐ芽も自分たちで作る。今回は夫氏と親方が作った。

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果樹は本当にゆっくり進んでいるように思う。でも、作ってる方からすれば「ああ、もう一年が過ぎてしまった」という感じだ。あっという間に次で3年目。早いなあ。

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みんな、大きく育てよ。頑張ってお手入れするからさ。

その他食べたもの。レトルトの広島つけ麺。せとか、不知火(デコポン)、あつトマさんとこのトマト。そして三津浜のフロアのパスタとピザ。

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あつトマさん(小川さん)とこの公式サイト。本当に美味しいミニトマト、たっぷり使ったミートソースも抜群に美味しいよ。私、加熱したトマトって苦手だったんだけど、このトマトは全然別もの。ちょっと加熱しただけで美味しいソースになるから最高です。
heartflower.co.jp