卵王子シリーズ1〜3
旅立ちは突然に (富士見ファンタジア文庫―「卵王子」カイルロッドの苦難)
- 作者: 冴木忍,田中久仁彦
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 1992/07
- メディア: 文庫
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中学生のころ読みまくってたジュブナイルです。部下から借りたのです。年代違うはずなんだが……。
ジュブナイル史上一番かわいそうな王子様。立て続けに悲惨というより、重ね重ね悲惨、という感じ。
感想は、連続ドラマのように短時間で楽しいです。うわ、そんだけ?! うんー、そんだけ(笑)
決して馬鹿にしてないよ。日帰りクエストと卵王子は今でも好きだよ。しかし、当時ほどはのめり込めない。想像力が落ちたのかねー。いや、継続力が落ちたんだな。事実、シリーズものを追う元気ないもの。発売日がー!! という気合いが今はないです。一応最後まで読んでるからいいの。結末忘れたけど。
この頃の富士見ファンタジアの世界観、好きですね。魔法でほいほい生き返らないし、罪は残るし、傷も残るの。特にこのシリーズはご都合主義の魔法がないから安心。同級生たちと「魔法はどこまでOKか」とか議論しました。下地は一応指輪物語のあたりなので勉強にもなりました。なんの勉強やねん。学校の勉強せぇよ(笑)その同級生はちゃんと進学校行きました。クッソー。
わずかな楽しかった中学生時代を思い出しつつ、今日は打ち止め。なに読んでもうわ滑りー。