
- 作者: 吉本隆明,ハルノ宵子
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2013/04/23
- メディア: 単行本
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これを読もうと手に取るものの、ついつい昼寝をしてしまって読みきれない。すごく面白いんです。どちらかというと、しんみりの後に抱腹絶倒なんです。隆明さんのしんみりした思い出の味の後(これが大事だ。記憶にある味は高級でなくていいんだ。「母ちゃん腹減った!」と言ったときに差し出された塩にぎりの美味しさとか、そういうのが大事なんだ)にハルノさんの実はあれは実験だった、家族総出で困った的なコメントが。

- 作者: 吉本隆明,宇田川悟
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 2005/03/18
- メディア: 単行本
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去年こちらを読んで、次にこれを読んだ。

- 作者: よしもとばなな
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2009/12/04
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ご本人が語る「食」というものと、巻き込まれた家族の実験的食べ物の列挙。客観的かどうかはおいといて、そういうものだろうなというのがありありと浮かんできて、わたしはこの家族が好きなんです。自分ちとは全然違うんだけどね。でも、家によって違うものだから、家族でも親子の関係性によって違うものだから、なにもかも。ただ、その食卓に、例え実験的要素満載のヘンテコ料理が並んでも、楽しく食べれば栄養になる。
均衡さえ取れていればいいんです。誰が家事をしようと、誰がご飯を作ろうと、誰が稼いで誰が養われていようと、というのは違うかな。家族だからお金を稼ぐ人は必要だろうけど、養うというより共に生きるための方法だから。
わたしは食べることには敏感のようでいて、鈍感です。ほっとくと断食モードにすぐなります。食べ物の光が消えるのが寂しいから、食べなきゃいいわ、と思ってしまう。でも小さなころから「食べ物が身体を作る」と教えられているので、必要量の栄養素を野菜と肉でときどき補てんする、そんな一人暮らしをしてしまいます。おかげさまで実家に帰ってから太らせる作戦のおかげさまで多分太ったね。
たまには本当に美味しいものを食べて、楽しんで、そういうのもいいと思う。特に旅行となれば、わたしは目的(解放感・リラックス・美味しいもの・好きな風景)のためにお金を惜しまない主義なんだけど、ちょっと違うパターンに挑戦する、かもです。ま、貧乏だからねー。断食になれておけば水があればなんとかなるっしょ。
未経験に不安がないかと問われれば、不安はてんこ盛りですよ。でも土壇場勝負でしょ。自分が外見とか身なりとか気にしないタイプだから良かったと思う。ただ、引きこもりなので夜の外がどんな世界化、知らないから、そこが不安と期待。いや、期待の方が大きいから乗るんだ。外の景色を見たい気分なんだ。