生きることは物語を作ること、をテーマに日々哲学するブログ

生きるとは自分の物語を創ること

日々のじだんだ ~見習いみかん農家4年目~

苔の日

 夏は涼を求めてふよふよとさまようものです。だって暑いから。基本的には暑いと動かないんだけど、動かなくてもお腹は空くものです。というわけで、流しそうめんを楽しんできました。600円でおなかいっぱい。ひたすらそうめんです。麺好きにはなんら苦になりません。むしろウェルカム、ありがとう美しい水。

 ついでに水の出口に上ってみました。苔まみれです。苔。苔ほど時間を忘れて眺めることができる植物もありません。小さくてびっちり。でも全部生きてて呼吸してて、むせ返るような夏の植物も捨てがたいけれど私はやっぱり苔が好き。丸腰で挑んだのでずるずる滑って冷や汗まで楽しめました。

 壮大なスケールの木なので塩鯖ダーリンにカメラを任せた。私はそれほど果敢な精神を持ち合わせていないのでした。負ける戦はしないよ、よって逃げるよ、という姿勢なのですが、逆に撮られていたとはね。まぁ撮られることに慣れていないのでこれぐらいの距離がいいです。めっちゃ薄着で実はやや寒かったほどです。

 その後、同僚から聞いた苔がいっぱいあるところに。特に苔を求めていたわけではないのですが、偶然苔が続いただけです。この飾りを本物と思って近づけなかったのは内緒です。そこはもう四方八方と言う言葉では足りない、360度、ここは宇宙空間かと思うほど静かな虫の音が埋め尽くしているんですよ。

 ここはご主人(?)が苔を植えたとかで、綺麗に作られた大きな庭といったほうが正しいところでした。カフェメニューは潔いほどシンプルで、みなさん散策していらっしゃいました。大人気。でも庭が広くて人があふれることはまずないと思う。当然静かで、でも宇宙空間的音はあふれていて、そりゃもう極楽でございました。やはり涼しい。

 というわけで、今年の夏は異例の右上がりの体重です。食べっぷりは変えたくないので今年はスポーツの秋、か。