こちらは夕焼けスポットです。おはようございます。こんにちは? 夕焼けは刻一刻と姿を変えるので目を離す隙がありません。おかげで蚊に刺され放題です。でも圧巻の夕焼けを前にしたらちょっとぐらい血を吸われてもいいやと思います。顔でなければ。顔だけはやめてください。
海が金色に輝く夕焼けなんてそんなに見られるものじゃないよなあと思いつつ、楽しそうに波と戯れる人が妙に遠くに感じたのはなぜでしょうか。まるでひとごと。むしろ宇宙外のこと。いいや、自分が宇宙外のいきものかもしれない、ぐらいの遠さでした。目の前の景色になじめてないだけかもしれない。
いつの間にか、なにをどうしたらどうなるのかの想像がつかなくなっている気がする。想像力の枯渇、と恐怖を感じた瞬間に、いや、そもそも上手く手足を動かせたことなどないじゃないかと思い当たって、ならば今までが勘違いだけで生き延びたのかなあなんて思うけれど、単純に幸せ物質(セロトニン)不足なんだろうなあと思う。
潔癖症さんはセロトニンが不足している人が多いとか。ウソかホントか知らないけれど、例えばその人たちが安心して幸福を感じられるものに出会ったとき、潔癖がマシになるのだろうかーと想像したとき、ネコにマタタビぐらい一過性だったら逆に出会いたくないんじゃないかなあと後ろ向きなことを考えたのでした。
この本のタイトルは大好き。やり方なんてそんなにたくさん知ってない。よ。
- 作者: 川上弘美,門馬則雄
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2007/11/17
- メディア: 単行本
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