生きることは物語を作ること、をテーマに日々哲学するブログ

生きるとは自分の物語を創ること

日々のじだんだ ~見習いみかん農家4年目~

huluと図書館

 DVDを借りに行くのは好きだけど、探すのが苦手。そして決めるのも苦手。じゃあなにしに行くのが好きなのか私。おはようございます。

 ホテル・バビロンが見たいなあ。どこにあるんだろうか。

 GoogleCastがあるのでhuluは楽にテレビで楽しめます。便利よのう。PCにスピーカーないからつなげないと音声がこないんだけどね。ついでにWiiFitしはじめたのでテレビ大活躍です。

 先日初めての図書館に行った。素晴らしい。人がいない。素晴らしい。はやってないのが素晴らしいって失礼な話だけども、図書館に図書を目的としない人が集まるのは本当に好きじゃなくて。ここの図書館は美術館とくっついているけど、アートとの距離感が「ああそうね」ぐらいですごくよかった。天井が低め(でも吹き抜けスペースあり)なのも落ち着くし、明るすぎないけど蛍光灯で薄暗いんじゃなくて、自然光だけど本に優しい明るさなのがすごくいい。

 良い図書館は10年ぶりだ。良い図書館は本当にすごく嬉しい。本当に、本当に、うきうきするぐらい嬉しい。図書館が「本を借りて返すところ」ではなく、「本を選んで吟味して借りるところ」になるのは贅沢と呼んでいいと思う。

 そして吟味された本。

注文の多い注文書 (単行本)

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丹生都比売 梨木香歩作品集

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しょうがの味は熱い

しょうがの味は熱い

スナックちどり

スナックちどり

 なんという「いつもと変わらないメンバー」だ。いいんだ。冒険はこれからだ。

 図書館の治安と清潔さと都市の規模は、一体どんな関係があるんだろうか。都市の規模というより、立地の問題か。以前の場所はコミュニティセンター内にあったので、図書館の治安を守ることは難しかったのかもしれない。が、しかし、70%ぐらい目に余る行為が日常的であったと思うけど。私はめげやすいし折れやすいので、注意を逆切れされると「もう二度とやんない、そしてこの時間にも絶対来ない」と誓う、粘着で陰湿な人なんです。

 全国の図書館で、通帳が増えているらしい。これは読書履歴を記すことができるもので、「読書通帳」とか「読書貯金」とか呼ばれている。これは本離れを懸念しての試みだそうだ。都会では個性的な本屋も頑張っていると聞く。

 私はこれらの試みを鼻で笑ったりしないが(むしろ都会の個性的な本屋も読書貯金も、試したくて仕方がない)、本という媒体は今も昔も変わらず愛されていると感じる。偏愛的に本を愛する人が臆することなく光を浴びることができるようになったなあ、とは思うくらい。

 いろんな試みは楽しいけれど、そんなに頑張らなくても本が生活にあるという絶対数は変わってないと思うので、公共の本と自分の本の違い(言い換えれば、自分の本は自分だけの宝物である。公共の本は、明日キミが好きなあの子が借りる本かもしれない)を、もっと感じてくれたら本は大切に扱われるのかなと思う。

 ところで、ニュースをつけると毎日何がしか鉄道の話題(電車・新幹線)を目にする。平和な証拠か、と思う。関東から石川県が近くなり、経済効果200億とか。まったく無関係な地域の人なので、私と兼六園の距離は1秒も近づいていないんだけど。

 新幹線の話題になると、ひっそりと持ち上がる四国新幹線の話題。まず、ない。けれど夢はある。だがしかし、海というのは案外時間がかかるもので、高松から関西が近いなんてことは、ありません。

 ようやく春っぽい陽気の今日。洗濯物を外に干し(珍しく)、外に出よう。