孤独のグルメ風焼肉レポ(写真少なめ)
おはようございます。昨日は土砂降り。対岸の岡山、広島では甚大な被害が出ており、今朝電話すると実家も畑がやられていると聞いたのだけど、香川県はけっこう大丈夫。特急が止まってるので静かな日曜日でござる。
塩鯖はゴローが大好きで、外食、うち飯関係なく、突然ゴローごっこを始めたりする。昨日も初めて行った焼肉屋でゴローごっこしていた。本当は「ゴローの真似をする塩鯖をレポる」ほうが私は得意だが、今日は孤独のグルメ風に書いてみよう。
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── この土砂降り、続くなあ。あ、そういえば帰り道にホルモン屋を見つけたんだった。古そうな店だったんだけど、まだ16時。……よし、腹もペコちゃんだし、今から行ってみるか。
── 昼から夜までぶっ通しで開いてる焼肉屋ってないよなあ。(いらっしゃいませ~)一人コンロ、奥に先客。なるほど、ハンパな時間に仕事が終わったオジサンが一杯やって帰るわけだ。
「ウーロン茶ください」
── 看板にホルモンと書くだけあって、潔いメニューだ。いい。店構えは古いけど、中は新しい。二代目が改装したのかもしれない。だけどこのメニュー、歴史を感じる。信頼できる証だ。
「塩タンと親鳥を塩で、あと大腸とジンギス。それにー……ご飯とキムチください」
── いいじゃない、いいじゃない。飾りっけがないのがいい。
── まずは塩からだ。この塩タンすごい厚さだなあ。網に載せても張り付かないし。(レモンを絞って食べる)すごい、ジューシー。口の中が塩タンのうま味で大洪水だ。歯ごたえもいい。塩コショウが濃いからご飯との相性も抜群だ。
── 塩タン、ご飯、キムチ、ご飯。これだけで永遠に食べ続けられそうだ。タレじゃなくて塩、オレ、大人。っておっと、タレを忘れていた。
── 次は鳥。ほう、こうきたか。うーん、いいぞいいぞ。噛み締めるたびにうま味が広がる。これは止まんないな。
── タレの焼ける匂いがオレの胃袋をダイレクトに刺激する。先にジンギス。なにこれ、このタレ。タレが美味い。甘くない、甘くないタレ、いい! 大腸、タレと絡んで最高だ。ヤバいぞ、これはご飯がススムくんだ。キムチと合わせてチョーススム。あ、ご飯なくなっちゃった。
「すみません、ご飯と上ハラミ、あとロース」
── よーし、ご飯も来たし、遠慮なく焼いちゃうぞ。んん! この上ハラミ、まるでステーキ。すごい、こんな上ハラミはじめて。リブロースとカルビのいいとこどりだ。ちまちま焼いてらんないぞ、よし、全部載せちゃおう。今、オレの胃袋は上ハラミを欲している、肉だ、肉だ!
(完食・お会計)
── あれ? 気づいたらお店に人がいっぱいだ。まだ17時だというのに、、、さすが老舗だ。老舗には良い肉が集う。近所の人に愛される老舗。いい店に出会った。
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二人で動けなくなるほど食って5000円ぐらい。お食事のオンタイムなら予約しておく方が吉。
塩鯖ともども、くすみんのフラっとQUSUMI、再生されたら負けゲーム。と思っていたら、ご自身もそう思っておられたか。
「孤独のグルメ」の最後のコーナー、いらないような気がずっとしてる。あるいは、ボクでない誰か若い人、できたら地味だけどセンスのいい若い女の人とかがやった方がいいと思う。ボクの仕事は原作と音楽と五郎台詞直しだけで充分だ。いい歳して出たがりみたいで、いつも居心地が悪かったんだ。
— 久住昌之 (@qusumi) 2018年4月17日
松重さんは小食の大酒のみと、どこかのインタビューか番組で見たことがあった。だからこの番組は大変な仕事だろうと思う(これだけ食って太らないし)。だけど毎回毎回、本当に美味しそうに食うから、絶対に晩ご飯を食べながらか、満腹のときにしか見られない。