生きることは物語を作ること、をテーマに日々哲学するブログ

生きるとは自分の物語を創ること

日々のじだんだ ~見習いみかん農家一年目~

時々走る、そして映画

 こんにちは、ヤバい。あれをせねば。

 私は基本的にシャキシャキと動かないので、ダッシュするところを見たことがある人は少ない。けれどつい先日、信じられないほどのダッシュ力を見せた。それは、焼き芋屋さんが通りがかった時だ。この近辺、焼き芋屋さんが来たことがない。というか、焼き芋屋さん自体を見ることがほとんどない。車についたスピーカーから流れる「おいも~おいもっ」という声も、最初はさお竹かと思っていたくらいだ。

 でも、間違いなくお芋だ!! と思った瞬間、財布をもって飛び出していた。焼き芋が好物なわけではない。焼き芋屋さんから焼き芋を買うというイベントのためだ。もちろん、購入後は美味しくいただきましたけれど。今もいただいていますけれど。美味しいですモグモグ。

 今年のダッシュは使い切ってしまったかもしれない(ポスティング時のダッシュは除く)。

ベテラン検死官トミーは、同じく検死官の息子オースティンと遺体安置所を営んでいる。ある嵐の夜、警察から緊急の依頼が入る。それは、謎の惨殺事件の現場から全裸で見つかった身元不明の美女“ジェーン・ドウ"の死体の検死解剖だった。

いろんな意味で興味深く、面白かった。もちろん私はびっくりシーンでちゃんとびっくりした。途中経過のいくつかは音だけ楽しんだ(怖いんだもん)。

ツインピークスを彷彿とさせる美しい死体からは目が離せない。この陰鬱とした世界からも目が離せない。大きな出来事はないに等しいけれど飽きることなく最後まで見続ける感じ。この親子がそれぞれに大人で、思いやりあっているから、この二人の幸せを願わずにはいられない感じ。

ただ怖いだけではない、ちょっと新しいホラーだったな。あ、どちらかというとかなりオカルト寄りです。



The Frame

The Frame


次にこれ。この監督の前作は見ていない。かなり評判はいいようだったし、予告(予告って絶対予告専門の人がいるよねえって思う)が良かったので見てみたのだけど、ぶっちゃけ見終わった直後は「もうちょっと面白くできなかったんですか」と思った。ラストのためにそれまでの退屈があるという映画は、ベルリン天使の歌が最高だと思うが、あれは本当にラストスパートで「今までの1時間半が報われた!」と思うぐらい感動的。けれどこれは、うーん、そこまでではないような。

けれど時間がたつとじわじわ来る。中盤の

「過去に受けた仕打ちやひどい境遇に対して、怒りを抑えられないことも分かってる、恐怖を抱くことも。だけどな、人間は神の目を通じてみる、神が自分たちに何を求めているかを知ることが大事なんだ(日本語訳をそのまま転記)」

というセリフがずっと心に残っている。

主人公のアレックスが、自分の人生を嘆くシーンがある。彼は決して好き好んで両親を失っていないし、ギャングの道を選んだわけでもないだろう。サムだってそう、誰だってそう。今この人生こそが私の人生だと、天に向かって叫べる人がどれほどいるだろうか。

自分の人生(自分の命)は何のためにあるのだろうか。ということを考える。きっと好きに使っていいんだ。そうだ、きっとそうだ。

この映画は低予算なんだろうなと思うけれど、映像と音楽が素敵で眺めていられる。その点ではよかったのだけど、私が予告で期待しすぎて待っちゃってたのでとても退屈な時間が長かったような印象。決まり切った型にはめろとは言わないが、もう少し面白くしてくれてもいいと思うんだけど。ラストのバイオリンのシーンは好きなんだけど、劇中の出来事と結びつけると、この映画からもらった可能性を狭めるような気がして(過去のトラウマを超えてこそ行ける未来がある、にしてしまうと、それこそフレームが狭まる気がして)落としどころが見つけられない。

マツコの知らない世界でサーカスをやっていた。塩鯖も一緒に見ていたのだけど、私のサーカスのイメージが見世物小屋だと言ったら、いくらなんでも今時エレファントマンはないだろう的な顔をされた。え? マジで? 私だからサーカスって怖くて行ってなかったんだけどな。私の頭の中はレトロすぎたようだ。

11 eleven (河出文庫)

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