生きることは物語を作ること、をテーマに日々哲学するブログ

生きるとは自分の物語を創ること

日々のじだんだ ~世界に狂った色彩を~

神戸旅行②

 連投。神戸2日目。まずはホテルの朝ごはんから。これが日本一の朝ごはんだ!!!




 塩鯖、牛しぐれで牛丼にする贅沢。この写真じゃあまり分からないかもしれないけど、おおむね「おフランスの家庭料理系」です。見たことがない食い物が多い。けれど、けれど、どれもこれも美味しい。とにかく美味しい。特にスイーツはホテルのバイキングレベルではない。お隣に座ったお姉さんは、スタートからスイーツ三昧で、途中卵料理を挟んでまたスイーツだった。それぐらいスイーツが美味しい。

 ホテルの受付時に6:30だけは席を確保できる旨聞いていたので、もちろん予約しておいた。実際6:30にはホテル宿泊客が列をなしている(といっても入れるくらいだけど)。これが繁盛期だったら入れない可能性は高いだろうなと思う。1時間ほどで食事を終えて出たら外は並んでいる人がいた。食べ終わっていたからわかる、なるほど、並ぶ価値あるね。

 ラビスタ函館ベイや函館の全日空よりは席数が少ないので必然的に並ぶことになるだろうけど、それでも味のクオリティが高いので日本一になるのは納得できる。なるほど、神戸グルメは桁が違うのか。

 感心しつつ、早寝したせいで早起きしてしまっていたので二度寝。起きて六甲山に向かう。狙うはオルゴールミュージアム

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 塩鯖に出会って宮沢賢治の奥深さを知ってからは、賢治と聞けば行きたくなるほど好きになっている。

 でね、ここからですよ。ここから。六甲山の規模があんまり分からないまま、ナビのさすままに六甲山を上る。見事な山道! 山道であるよ!!! 私は今でこそあまり乗り物酔いしなくなったけれど、それは酔い止めを飲んでいるからであって、体調が思わしくなかったら確実にゲロゲロになる。もちろんこの日も朝起きてすぐに酔い止めを飲んでいるので大丈夫だったけれど、しかしすっごい山道。体は酔っていないのに、乗り物酔いしていたころの記憶がよみがえって混乱してくるほどの山道。

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(アネロンはよく効きます。神。)

 六甲山、でっかい山だったんだなあ……讃岐富士とは桁が違うや。でもだからこその夜景なんだろうね(夜景タイムには寝てるだろうけどね)。

 そんな過酷な道を上り、六甲山の施設があるところに行ってからの~全館休業!! マジすか! この時初めて「神戸の閑散期」であることを認識する。するけれど、けっこう人いるんだけどね……本州ってすごいね……。

 しょうがないので有馬温泉に下る。下りは有料道路(520円)を通ったので比較的楽ちん。かつ、下ったらもう有馬温泉だ。なるほど、地理的にもいいから有馬価格なんだね。ちなみに、有馬温泉の旅館はどこも高いです。食事つきならお一人様2万5千円ぐらいはざらです。マジで高い。日本一の朝ごはんのホテルが一人5000円ぐらいを考えると、ここは治外法権なのか? 自治区が違うのか? と思うほど。一時は有馬温泉ではない温泉を探したくらいの価格だった。でも、一度ぐらい有馬温泉に泊まってみたいじゃないの。西日本屈指の温泉なんだもの!!

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 というわけで、こちらに宿泊。お一人様1万円オーバー。それでもご飯がないので安いほう。く、、高いぜ、、、。

 チェックインの時間よりも5時間近く早くついてしまったので、車を停めさせてもらえないかと交渉に行ってみる。もうかなりダメもと。だってお値段が高いところってやっぱ格式とかも高いと思うじゃない。それがどーした、快諾!!! 康貴さん最高っす!!! 加えて「チェックインはちょっと早い時間でも大丈夫ですから、貸し切り風呂の予約もされますか?」ってもう最高すぎませんか!! 遠慮なく車を停めさせていただき、15時からのふろの予約もし、有馬温泉を歩きつくす旅に出ました。

 有馬温泉のことはあまり知らない。知らないからこそ歩くべし。

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 有馬温泉は炭酸の温泉が出ているそうで、この公園は炭酸温泉水の蛇口があるところ。この日も例外なく暑かったんだけど、水が湧いているところなのかな? 屋根のある場所の水はとても冷たくて、ちょっとだけ炭酸の泡がついて、めっちゃ気持ちよかった。顔面がぁぁぁぁぁ!!っと洗いたいぐらい。

 蛇口から出る炭酸水は、微炭酸ぐらいのしゅわっとする感じ。最初は「!!!」と驚くあまり「美味しい!?」と思うのだが、二口目からは温泉水らしさが鼻について飲めない(笑)でも、天然で炭酸ってすごいなあ。不思議だよなあ。

 私が生まれた愛媛県松山市(旧:温泉郡)、今住んでいる香川県、どちらも水無し県。本当に水がない。生活の中で常に節水を強いられることはないが、あちこちに「節水」が貼ってあるし、天気予報では早明浦ダム貯水率も放送される。でもそれが普通できたので普段は「水無し県だしなあ」とは思わないが、温泉地や雪が降る地域に行くと水の豊かさに感動する。じゃぶじゃぶ水が流れている川が少ないからねえ、水が垂れ流されていることに、脳が付いていけない感じだ。すげぇ、水が捨てられている、すげぇ、こんな綺麗な水が無駄に流れている!! 変なところですごく感動します(だから石鎚山に行ったときも感動したよ。西条市さん、いいなあ)。

 で、炭酸源泉公園を出て街中をぶらつく。途中団子を食べてみたり、



 駅のほうに行ってみて昼ご飯を食べたり。
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 言うても有馬温泉なので、どこもかしこも「高いなー」って感じだったけれど、このお店はかなり良心的なお値段で、味も満足だった。うどんと蕎麦があったけどやっぱここは蕎麦です。私は温かい昆布蕎麦を食べました。お出汁が四国と違うんだけど、これはこれで美味しいんだよなあ。


 有馬温泉には金の湯と銀の湯がある。金の湯は赤褐色に濁った湯で、銀の湯は炭酸水らしい。ということで銀の湯に入る。熱い(笑)いやいや、マジで熱い。ここだけなんだろうか? と思ったら、金の湯はさらに熱かった。関西人はせっかちさんなのか? と思うほどだった。でもお湯はさらりとして気持ちがよかった(真夏でなければ……!)。

 などなど、とにかくうろうろして、炭酸せんべいも買い、サイダーも飲み、宿に戻る。そして早々に貸切風呂に行く。あいにく写真はないので宿の写真をどうぞ。

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 1,2は男女に分かれた大浴場、3~6は貸切風呂。最初に予約したのは3の湯で半分露天風呂になっている。これがまた、広くて湯加減もちょうどよくて気持ちがいい。最高です。そして私はこの段階で、この宿には源泉があり、だから金の湯と銀の湯どちらも楽しめると知る。なるほど!! これはお得だわ、本当にいいわ。

 湯を堪能した後は晩御飯に行く。対して腹も減っていないけれど、温泉地の夜に腹が減ったとなっては悲惨だからね。宿に紹介してもらった釜めし屋さん。

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 ミシュランにも載ったそうだよ。美味しい釜めしでござった。

 っていうかね、このお店17時にオープンなのね。10分ぐらい前に行ったらすでに先客ありで、後ろにも並んだのね。それはいいよ、みんな食べたいだろうからね。でも後ろに並んだ大学生4人組が典型的な「イキった少年」で「俺の友達の兄ちゃんはボクシングしてて、神戸で3番目に強いんだぜ」みたいな話を延々している。もう気になってしょうがない。「で、だからなんだ、だからなんなんだ!」「っていうか、友達の兄ちゃんって遠いやーん!!」とか言いたくて仕方なかった。えらいイキってたので店の中でも傍若無人かと思いきや、とてもお行儀よく「ちょん」と座って、中国人の観光客の写真を撮ってあげたりととても好青年。余計に「さっきの変な自慢なんだったん!?」と気になって仕方なかった。

 いや、おおむね料理を楽しんでいましたけどね。なんかもう、有馬温泉中を歩き回って疲れてたんだわね。その後、宿に戻って6の湯に入り(3階にある露天風呂)、がつんと寝ました。ええ、寝ます。やっぱりお腹一杯はすぐに眠くなります。

 この時点で、有馬温泉の価格の理由はよくわかりました。湯がいい、とにかく湯がいい。豊臣秀吉も愛した温泉ということで、あちこちに「太閤」の名がついている。戦国時代の日本で傷を負った人たちや、雪も積もったであろうこの地域の人たちの、冬を想像したらこの温泉が極楽のようだっただろうなと思う。冷えた体を思う存分温められるんだからね。すごいよね。水も豊かで、きっと土地も豊かだったんだろうなあって。そして実際にこの温泉に入って不調が改善された人たちも多かったんだろうなあって。

 だから私たちがチョイスした宿は最高だった、ということです。決して安くないけれど、大衆浴場的な金の湯、銀の湯に入るぐらいならば宿でどっちものんびり楽しみたいよね。

 六甲山では閑散期(=施設のメンテナンスのとき)で愕然としたが、おかげで有馬温泉も人が少なめで宿もほぼほぼ貸切気分を味わえて、最高の温泉を堪能させていただきました。