生きることは物語を作ること、をテーマに日々哲学するブログ

生きるとは自分の物語を創ること

日々のじだんだ ~見習いみかん農家二年目~

今日はゆっくりめの1日だった

こんばんは。もう毎日というルールをやめようと思う。達成できてないなら目標を見直そうという、典型的なダメなやつだ。ダメなやつだが、12月はいろいろ仕方がないことにしようと思っている。もうパンクする。

さて、前回の日誌ではせとかのサンテかけをしていた。それ以降の作業内容を書いていこう。

せとかのサンテかけを終え、西の香の収穫を行った。

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西の香という品種は、全体的に生産量が少ない。生産量の少なかさから希少種ともいえるが、別の視点から見ればそれだけ需要がないということでもある。いや、ここは難しいな。そんな単純な話ではないものな。

例えば紅まどんな。美味しい果実であることは間違いないが、美味しいだけでこんなにも人気が出たのだろうか? 答えは否だと私は思っている。

「店や商品の充実だけを考えても意味がない!!宣伝なくして商売は成り立たない!!」

「いい店なら自然と客が来るなどという考えは甘い!!」

(「映像研には手を出すな」より金森氏)

そう、美味しいだけじゃ売れないのが現実、ということだ。

紅まどんなが知名度を獲得した影には新品種を生み出した人たちと、栽培方法を確立した人たちと、高品質の紅まどんなを生産している農家の人たちと、知名度と美味しさを広めた人たちの全ての努力が実を結んだ現実だ。

そういう観点から考えると、現在生産量が少ない品種の多くは原石ともいえるし、石ころであるとも言えるのではないかと思う。

しかし、なんでも磨けば宝石になるとは限らない。そこが面白いところであり、悩ましいところだと私は思っている。

というわけで、西の香。現在は生産量が少ないものの、オレンジ成分が高い清見という品種にさらにオレンジを掛け合わせた品種のため、実にオレンジっぽい果実になっている。いや、オレンジより純度が高いオレンジというべきか。

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私は西の香の混じり気のない感じがとても好き。で、この果実を収穫した。現段階ではまだ酸味が強いので1月ごろが食べごろになると思う。

西の香の収穫を終え、出荷等々をし、そして今度は甘平のサンテかけ。

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甘平は西の香にポンカンを掛け合わせた品種で、愛媛県オリジナル品種となっている。現時点では愛媛県以外で生産することはできない。

ポンカン特有のプチプチとした食感に加え、西の香のジューシーさが加わってとても個性的な果実になっている。一度食べたらハマるという人も少なくない。ちなみに、甘さの質はポンカンに近く、酸味は刺さるようなタイプである。だから酸味が抜けないとちょっと食べにくい。

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すでにこの色付きなので、鳥さんが寄ってきて大変。だから黒いサンテをかけて隠している。この作業はあと少しで終わり。これが終われば収穫後の畑に肥料をまいて、伊予柑の収穫が始まるかなというところ。ひとまず、収穫だけで考えれば山は越えた。でも収穫したものは出荷しないといけないわけで、出荷するには選別が必要なわけで、現在両親が頑張って選別してくださっている。来年からは私たちがやる仕事です(選別がしんどいのよ)。

今日は午後から雨が降るということもあり、私は病院に行ってきた。おそらく何もないだろうが、念のために検査もしてきた。体が資本なのだから、ここで「まあ大丈夫だろう」と適当なことはしない方がいい。健康があって、初めて良い仕事もできるというものだ(減量は進んでいないけど笑)。

病院は早く終わったので、妹とカラオケに行ってきた。かなり久しぶりのカラオケ。もう自分が何を歌えるのかすら分からない。とはいえ、学生の頃に散々行ったカラオケだ、行けばなんとかなるだろうとタカを括っていたのだけども、見事玉砕して3曲ぐらいしかまともに歌えなかった。加齢と共に声が出なくなるのもあるが、加齢と共に歌詞に追いつけなくもなるのだな。

今度カラオケに行くときは、少し前から音楽を聴いて練習しておこうと思う。なんか違う気がするけど、うん、ストレスを減らすために(やっぱり何かが違うw

そして二人で昼ごはんへ行き、誕生日が近い母のケーキを買いに行った。たまには姉妹の時間もいいものだ。ま、30代ラストと40代半ばの女性二人ってのは、おおむね阿佐ヶ谷姉妹のような感じなのだけどね。二人ともメガネだし。

と、今日は普段よりはゆっくりめの、でもやっぱり島の外に出るとそれ相応に疲れるなあという1日を過ごしました。以上!