生きることは物語を作ること、をテーマに日々哲学するブログ

生きるとは自分の物語を創ること

日々のじだんだ ~見習いみかん農家4年目~

帰国しました

一昨日帰国して、昨日は夜にバイトの研修、今日は自宅待機で明日は朝6時に家を出ます。選挙、ありがたいけど過酷なバイトです。

さて、台湾は台南での出来事しか書いていなかったので、その後のいろいろを書きます。台南からスタートして最後が台北だったので、台南らしさとか、台北らしさは旅の終盤にわかりました。

台北は近くて便利な空港もあり、日本からすぐに行ける距離だから多くの人が行っていることと思います。便利で都会ででも異国。しかし、四国の田舎から台北に行ったら、都会過ぎて「ここは東京か!?」と思ってしまいそうだな、と思いました。四国に地下鉄なんてないしさ、新幹線も走ってないしさ。

だから正直なところ、台南のほうがいくらも「日本じゃない!」感があって、人が優しくて、とんでもなくルーズで、楽しいところでした。台北は本当に洗練された都会。言語の違いは何とかなる、という通り、確かに何とかなる。だけど、言葉が通じないって分かった時の人の対応が、台南のほうがいくらも優しくて親切で笑顔を向けてくれました。おかげでこっちまで笑顔になるところ。気候も明らかに違うし(行ってる間は一度の晴れ間があっただけでずっと雨だったけど)、フルーツも美味いし、ガイドブックやGoogleマップにない市場とか、お店とかたくさんあって、そこもちゃんと美味しいし。

と、ここまで台南を絶賛しましたが、台南はとにかく八角臭いです。台北も少しは感じるところがあるけど、台南は町がもう八角臭。どこもかしこも、何時でも、ずっと匂っています。そして信号無視がすごい。台湾は日本と反対(アメリカと一緒)。最初はそれ自体に戸惑っていたけれど、よく見たら右折の原付は信号を全く守っていない。OKなんだと思っていたけど、後でタクシーの運転手さんに聞いたら「ああ、信号無視だよ」って言われてびっくり。ほぼ誰も信号を守りませんぜ。それでも滞在していた二日間で事故は見ていないんだけど、事故も多いとか。

そういう意味で、洗練されていないものを嫌う人にとっては、台南って全然アウトなところかもしれません。私はどこでも田舎好きだからね。古都好きというより田舎好き。だから今度行くなら東側の台鉄しか走ってないところに行きたい。

そうだ、これも書いておかねば。台湾を調べれば調べるほど、台湾の鉄道が好きになりました。なぜかわからない。自分でもさっぱりわからない。日本の鉄道は全く興味がないのに、台湾の鉄道は可愛くて仕方がない。

日本の鉄道よりちょっとルーズで、なんか可愛いんですよねえ。だから台湾鉄道のショップでいろいろ買ってきたくらいです。一番可愛いのは弁当です。駅弁の可愛さ、美味しさ、半端ない。

これは一番メジャーな「排骨便當(ぱいくーびえんたん)」。豚のスペアリブが豪快です。八角の香りはもちろんしますが、美味しいよ。お米もそんなに日本との違いを感じない。今回はこれしか食べてないけど、各駅で、各地域で、特色があるそうです。といっても、形はこれか、丸の弁当箱なんだけどね。

台湾鉄道ショップで買ってしまったクリアファイル。ほらこれ、かわいくないですか? 美味しそうじゃないですか?

肉肉しい感じがしますけど、台湾ではベジタリアン食(素食・すーしー)も充実していて、油断するとどこでも豆腐と湯葉の中間ぐらい(硬い薄い豆腐)のものが紛れ込んでいます。なんでも肉じゃないんだよ。

で、今回の台湾旅行でお世話になった本たちを紹介してこの記事は終わり。

ayacoさんにはお世話になりました。台北だけの本もたくさんあり、かつ観光用にデフォルメされたものが多い中で、等身大の台湾を紹介してくれています。

台北がメインですけど、台湾料理のことや注文の仕方なども書かれていて、すごく便利だった。ここに載ってたお店にもいくつか行きましたよ。

旅行本の中ではかなり台湾全土のことについて触れられていてとても役に立ちました。台南・台中あたりはあんまり書かれてないからなあ。もちろん、今回の旅で行けなかったところもあるので、今後もこれは使わせていただく予定。

[asin:4022782544:detail]

ベタなやつは切り外せる地図が特に便利。これも台北だけの情報じゃないので購入したのだけど、お土産などなどとても参考になりました。

台湾行くなら台北だけじゃなくて、ちょっと足を延ばして(新幹線もあるんだし!)台北以外のところに行くことを強くお勧めいたします。

目が覚めたので追記と夜市

おはようございます。3時に目が覚めちゃったので、といっても日本は4時。しっかり時差だ。

 

さて、追記をば。

台湾新幹線は外国人パスがあります。詳しくは下のアドレスなどご確認を。すごく便利だと思いますよ。

http://www.2000twd.com/entry/THSR_Pass

 

で、私たちは台南スタートの台中、台北をめぐる予定なので三日間パスです。予約はオンラインだけど引き換えや乗車は窓口や駅員さんへ。

f:id:cimacox:20171014045150j:image

まず、引き換えするとこういう小さい冊子を作ってもらえます。ここに乗る新幹線の情報を手書きで書いてくれるんです。だから全て人力。でも相当スムーズよ。

 

新幹線はとても快適です。日本クオリティに感謝。

f:id:cimacox:20171014045436j:image

台湾で鉄道の旅なら駅弁。私もガイドブックとか見て知ったんだけどね。でも私たちが乗る時間は販売時間外でした。ちなみに車内販売のワゴンも回りますが、疲れていたのでスルー。お腹ペコペコで台南に到着したわけです。

 

新幹線の台南駅と市内までは距離があります。そこで乗るのが台鉄という在来線。漢字ばかりの世界だけど、落ち着いて読めばわかる程度。漢字万歳です。

台鉄はヨウヨウカーで乗るし、鉄道の路線は南下と北上に分かれているので、行きたいとこが分かってれば大丈夫。東京や大阪の方がよほど迷うわ。

f:id:cimacox:20171014045938j:image

台南駅ね。なんかこう、懐かしいでしょ。

台湾は公共の乗り物が安いし、ハイテク手前の日本の駅みたいな感じで日本人にはわかりやすいと思う。

 

で、ここからホテルまでを徒歩で1キロくらい歩いで悲惨な目に遭ったと(笑)でも、信号や車や原付の恐ろしさを体感できてよかったよ。マジで原付危なっかしいです。無傷の原付いないだろうなぁって感じ。もちろん、車もなかなかハードモード。

 

ホテルはすぐそばにコンビニがあり、少し歩けば林百貨店などもある便利なところです。

 

少し休んでホテルにタクシーを呼んでもらい、大東夜市へ。台南の夜市は曜日ごとに違うし、中心部から離れてるのでバスがタクシー。

 

ここからが過酷だった。

台湾は雨がよく降るとは聞いていたけど、タクシーに乗っている間に雨が降り出したの。多少いけると思ったけど、夜市の中を歩いてるうちにかなりの本降りに。

周りを見るとみんな傘やカッパで対策してる。さ、さすがっすね……。私と塩鯖はずぶ濡れなれど初めての夜市なので踏ん張った。

 

f:id:cimacox:20171014054028j:plain

イカは焼いてふりかけみたいな調味料をかけてくれる。カットしていいか? と聞いてくれた。一枚で50元。

f:id:cimacox:20171014054056j:plain

笑顔を向けてくれるお兄さん。 シャッターチャンスを逃したのは私です。

f:id:cimacox:20171014054126j:plain

肉山盛りだが、注文が分からず断念。

f:id:cimacox:20171014054152j:plain

これは麺に見えるが麺とは言い難い。でも、酸味とパクチーがすごく美味しいとろみのあるスープ。大腸麺線、小が45元。

 

このへんでずぶ濡れ断念。タクシーを拾って帰ることに。でも、タクシーってどこで拾うのさと思ったら、入り口近くにタクシー乗り場がある。並んで待つこと15分くらいでタクシーに乗れました。

 

タクシーではグーグル翻訳で訳した「まで行きたい」とホテル名を、メモに書いて見せてオッケー。運転手のおじいちゃんはちょっと日本語ができて、日本人はみんな我々の先生だとか言ってくれて、ちょっとうるっとした(頑張ってたころの日本人て親ぐらいの歳だろうなぁ)。

 

タクシーは行きも帰りも140元くらい。ぼったくりなし。素晴らしい。 ホテル前まで戻ったものの、食べたのは麺線だけだったので食べ直し。ホテルの前に屋台が出てたの見てたからさ。

 

f:id:cimacox:20171014055050j:plain

f:id:cimacox:20171014055116j:plain

とんこつラーメンらしいが、全然臭くなくてさっぱりしてて、麺が程よく硬めで美味しい!! 日本のとんこつラーメンは食べないけど、これは食べられるわ! 私は地獄麺という辛いのに挑戦しました。色は赤くもないのにちゃんとかなり辛かった。

 

腹ごしらえしてコンビニで飲み物を買い、ホテルへ。夜市で買ったものを食べてみる。

f:id:cimacox:20171013203013j:plain

コンビニでは台湾式緑茶とビール。夜市で買ったのは大腸小腸と言う名のソーセージとお米のソーセージを炒めたもの。

 

夜市は屋台の集まり。看板や店に何がいくらと書いてるので、欲しいものの金額を見せたら品物をくれる。大とか小とか伝わらなくても、金額で伝わる仕組み(笑)

 

大腸小腸はすごく食べたかったのでウキウキ。が、しかし、肉も米もすごく甘い、とにかく甘い……。しかも米はもち米のようでやたらと腹に溜まりそう。おばちゃんが載っけてくれたピクルスは甘酸っぱくて美味しかったけど、この味は無理と断念。

 

お口直しに台湾式緑茶を恐る恐る飲んだら、ほんのり甘くて美味しい!! これはクセになるわ。はるか昔、松江のなくなったカフェで飲んだフレーバー緑茶を思い出した。あれはここからヒントを得たのかも。

 

ちなみにビールはさっぱりとして美味しかったそうです。

写真はないけど乳の餅を揚げたような食べ物も買っていて、それは冷めても美味しかったよ。

 

そんなこんなで初日終了。滞在中は雨のようだけど、明日は高雄まで足を伸ばしてみる予定。 あ、ホテルは日本語通じるし部屋も快適です。風呂がちゃんとあるから湯に浸かって疲れも取れたしね! よし、今日は南を満喫するぞ!

台湾初日

f:id:cimacox:20171013220435j:plain

台南の夜景からこんばんは。今日、無事に台湾に到着しました。

これは借り物のWi-Fiから接続しています。チャイナエアラインは無料で三日間、Wi-Fiを貸してくれるのです。私は延長払って一週間借りたけどね。それでも1200円くらいだったから、本当に台湾のWi-Fi事情は良いと思います。

さて、最初から遡って。
今日は11:35の飛行機で13:15到着の予定でした。すでにここから誤算が。この到着時間は時差込みだったのよ。台湾との時差は1時間(戻る1時間)。だから飛行機思いのほか長かった…。

でも機内食出ましたよ。

f:id:cimacox:20171013120612j:plain
f:id:cimacox:20171013120551j:plain

鳥の機内食スターアニスがとても良く効いていて美味しかった。パスタ(きしめん風ではあるが)も美味しいトマトソースだった。

離陸し始め、降下し始めからが全て早いチャイナエアラインでした。私はさほど不便さを感じませんでした。

ここからしばらく写真なし。というのも、空港に着いたらWi-Fi借りて、両替して、ヨウヨウカー(Suicaみたいなの)空港からMRTで高鉄(新幹線)の駅まで行き、そこから台南に移動、さらにそこから台鉄(台湾のJRみたいな在来線)で台南市内に来たからです。

言葉通じないって、なかなかハードね。でも、なんとかなったわよ。

今回の旅行は基本的に塩鯖が準備してくれていて、旅のしおりまで作ってくれていたので負んぶに抱っこな私。

飛行機、高鉄の三日間フリーパスの手配、Wi-Fiの手配、ホテルの手配など、全てオンラインでできるところはやってたんですよね。そしたらメールで確認とかくるじゃない? それをそれぞれの窓口で見せるというやり方です。かなり効率良いよ。

f:id:cimacox:20171013140911j:plain

飛行機から降りたところ。広い。

f:id:cimacox:20171013150636j:plain

高鉄の駅。台湾は蒸し暑い雨でした。

f:id:cimacox:20171013154056j:plain

電車や新幹線は日本のインフラが入ってるので、さほど異国感はなく。景色だけが南下とともに南国になってゆくばかりです、あ、新幹線の中がよく冷えていたので気温がわからなかったけど、降りたら31度の蒸し暑い雨でした。

f:id:cimacox:20171013175213j:plain

台南駅は小さな駅です。少し前の日本、現在の松山駅をと変わりません。

で、台南に着いたのは17時半すぎ、ホテルに着いたのは18時でした。

f:id:cimacox:20171013175848j:plain

ホテルは台南駅からひたすらまっすぐのところ。でも、段差が多くて(でこぼこではなく、段差なの)めっちゃ不便。

塩鯖はスーツケース係だった上に、今日の讃岐は一番冷え込んでたのでウールのカーディガンを着てましたね、汗だくで筋トレしてるみたいでしたよ。

で、ホテルから夜市にいったのだけど、今日は眠いのでおやすみなさい。

台湾の人は優しくてあったかいというのは本当でした。言葉が通じなくても、身振り手振りでアピールしてくれるし、こちらの言わんとしていることを察して拾って答えてくれます。

うん、大丈夫そうだわ。

あっ!更新して気づいた。今日1時間長いから、そりゃ眠くなる時間だよな。

本当におやすみなさい。