生きることは物語を作ること、をテーマに日々哲学するブログ

生きるとは自分の物語を創ること

日々のじだんだ ~見習いみかん農家4年目~

通常営業に戻った一日

 こんにちは、図書館でしこたま本を借りてきた翌日。まだ一冊も手を付けていませんんん! 全部吉本ばななさんの本というね。購入予定の本ざます。

 今月末、突然沖縄に行くことになった。塩鯖はいつでも突然だが、塩鯖のシフトはその月にならねば固まらない。だから精いっぱいの「最短コース」である。沖縄に行くと聞いた日、甥っ子もいたので「おばさん、沖縄に行くんだってよ」って言ったらポカーンとしていた。甥っ子の家庭ではもっと前から予定が決まるからな。いずれにせよ、私にとっては初めての沖縄。精いっぱい楽しんでくるつもり。

 おすすめスポットがあったら教えてください。今のところ斎場御嶽と浜比嘉大橋、首里城は行く予定。植物園は行けたら行く。

 やりたいことリスト(沖縄関係なし)

  • オンラインサロンをつくる
  • 本を一冊丸写し(やること)
  • 自分の可能性の書き出し

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ゴールデンウィーク2019(殴り書き)

 こんにちは、ちびーずが来て帰り、旅友が来て帰りました。今日は丸一日私の時間です。うふふ、うふふ。

 ちびーず(長男と次男)は初めて子供だけで電車に乗ってきたのですが、二人とも乗り物酔いで顔面蒼白で到着しました。おじさーん!おばさーん!と抱き着いてくることを予想していた私たちはおろおろしましたが、うどんを食べることには元気になっていました。電車は酔わないという人もいるけど、私は電車も酔うので気持ちはわかるよ、ちびーず。

 塩鯖もお休みの日はゴールドタワーにて存分に遊んでもらい、塩鯖が仕事の日は宿題と瀬戸芸に行き、充実した時間を過ごしてもらえたんじゃないかなと思っています。電車のトラウマか車に乗ることすら嫌がるので困ったけれど(車でないとどこもいけない)、ぐずる年齢でもないので説得に応じてくれて助かりました。

 ちびーずが帰った日に旅友到着。こちらはコストコのいろいろと持ってきてくれました。ありがたし、コストコ行ったことないからな。殺人的なサイズに驚きながら、有名なプルコギビーフを3人で食べ、当然半分も食べきれず冷凍しました。コストコってそういうことなのね。とにかくすごいな。

 瀬戸芸の様子はまた後日まとめるとして、ぶっちゃけ若干飽きてきている私がいることに気が付きました。なんかこう、イマイチ。それは人が多かったからとか、間に合っていない新作アートがあるからとかではなくて、本当にただ飽きてきたんだろうなと思います。ただ、旅気分と同時にアート鑑賞が楽しめるという意味では行くと楽しいんです。

 私は芸術について長い間誤解していたなあと思います。作品がアートなのではなく、鑑賞する人がいて初めて成立するのが芸術なのだろうと思います。そういう意味で、五感のあちこちを刺激される芸術祭は本当に価値のあるものだろうなと思います。

 いつも二人暮らしの我が家に大人がもう一人混じるレアな時期だったので、映画を見ました。

www.bd-dvd.sonypictures.jp

 原作はそのうち読むとして、とってもいい映画でした。めっちゃしつこく「いい映画だった、いい話だった」と繰り返していますよ私。

 SFにもいろんなジャンルがあるけれど、ここ最近いろんなものがごっちゃまぜになって一つの世界を描き出す物語が増えてきたなと思う。昔はアインシュタインだのホーキンス博士だのが言うことは「どこかの天才が言う、分かるようで分からないこと」だったものが、今はもう「あるかもしれない世界」になってきているんだなあと思います。いや、それは私がそう思うようになっただけなのかもしれません。でも、確実に2001年宇宙の旅とかソラリスが発表された時代よりも、今のほうがずっと人々に受け入れられていると感じます。それは時代が進んだということなんじゃないかなってね、思うんです。

 言語論といえばソシュール。私は勝手に、ソシュールはこういうことを言ってると思ってます(信じちゃだめよ)。

私たちが目にしているこの世界は、言葉によって編み上げたものだ、ということ。
すなわち、言葉の違いによって世界は全く違って見えるということ。

 これが映像として体感できたことがすごく新鮮。

 そしてこの映画の中では時間の概念も新鮮です。私たちは常に未来に向かって流れる時間の中にいます。地球上にいる限りこのルールの中に生きています。だけど今ぼちぼち未来が見える人が現れてきているんですよね。不思議だよね。話を聞くだけではわからなかったことが、映画になると「はぁー、そういうことか」ってわかったような気になりました。

 多分ね、未来が分かろうと分かるまいと、我々が大事にできるのは「今ここ」だけなんだよね。これ、当たり前だけどすごい大事だなことだったんだなあって思います。

 そして友達が持ってきていたこの本。とても面白かったので買うことにしました。生まれたころから当たり前にあるものは、疑うことすらしないんだよね。もちろん誰のせいとかないけれど、ありのままを知るということは大事なことだろうなと思います。一つの視点としてね。どこまでも大事なのは「自分で感じて考えたこと」。

 うわ、ばらばらになったなあ。まぁいいや、殴り書きで失礼しました。

できる人とできない人って何が違うんだろう

kodomo-manabi-labo.net

 こんばんは。私は英才教育など受けておらず、お稽古事もお習字だけ(そろばんは九九ができなくて断念)、学校の勉強は並の上だけど、それは母の強権教育のおかげだったと思います。ほっとくとしたいことしか勉強しません。

 でね、それなのにシュタイナーに片足を突っ込んでみたんですよ。まぁこれが「漠然としすぎてて意味が分かんねえええ!!」です。でもね、なんか分かりそうな気がするから厄介だなあ(いっそ分からなければやめてしまうのに)と思ったので、シュタイナーさんが作り上げた人智学が詰まったシュタイナー教育ってなんだよ、と思って調べました。

シュタイナーは学校について、「一切の偏見から自己を解放することができる、自由な人聞を育てる場所でなければならない」と考えていました。そのような人間を育成するため、シュタイナー教育では「教育そのものが芸術行為であるべき」だと考えられています。芸術的なものに触れると人間の感情は高まり、感情とともに取り入れた知識は定着しやすいからだそうです。

 芸術と結びつけるところは理解しがたくても(理屈は頭に入れたから分かるんだけど、私の頭の中で結びつかないだけ)、「一切の偏見から自己を開放することができる」というところは理解できる。理解はできるがきっと全容は理解できていない。

 おそらく人は偏見から自己を開放することはできない。生きていくうえで偏見は常に形成される。中庸でいることの難しさは、シンプルが最も難しいということだと思う。

 しかし塩鯖を見ても旅友を見ても、こういうパラドックス的ジレンマを抱えていないように見える。一切抱えていないということはないだろうけど、少なくとも「答えがわからないから判断しかねる」と止まっているところを見たことがない。それはあの人たちに散って「一切の偏見から自己を開放する」ということなんて大した問題じゃないからなんだろうなと思う。

 彼らにとって「考える必要があること」は「達成するための方法・手段・作戦」だろうと思う。やりたいことを見つけたとして、なぜそれがやりたいのかを考えることはどうでもいいこと(塩鯖的には「面倒くさいこと」らしい)なのだろう。確かにわからなくもない。考えても答えが出ないことを考えるのは時間の無駄なのかもしれない。

モンテッソーリ教育は、子どもに「自分を育てる力」――すなわち「自己教育力」が備わっていることを前提としています。この力を充分に発揮できる環境および自由を子どもに用意し、自発的な活動を促して成長させることがモンテッソーリ教育の基本理念です。「自立していて、有能で、責任感と他人への思いやりがあり、生涯学び続ける姿勢を持った人間を育てる」ことを目的にしています。

 シュタイナー教育と並んで有名らしいモンテッソーリ教育はこんな感じ。塩鯖はどちらかというとこちら側っぽいなと思う。けれどいずれにせよ、他人の価値観に左右されない強さがあるということだと思う。そして私にないのはまさにそれだ。

 ということは、実に俗っぽいところに落ちる。人の目が気になるか否かだ。これは塩鯖と付き合い始めてからもずーっと考えている。私はすごく気になる、塩鯖は気にしない。ここだよなあ、って思う。一言でいうと「変にプライドが邪魔をしている」とか「何かを痛烈に信じている」とかになると思う。塩鯖は幼いころ父親を亡くしているが、そのときこう思ったそうだ。

「神様はいない、絶対助けてくれる人なんていない。じゃあ、自分でやるしかない」

 塩鯖すげえな、と思うことは多々ある。でも、この人がゆるぎない正解かというとそれは分からない。できれば私に付き合ってうだうだと考えてほしいが、3分ぐらい質問攻めにしたら電池が切れて寝てしまった(漫画を持ったまま! 朝なのに! 休みだからね!)。寝る直前はとんでもなく退屈そうだった。強制的に生命維持機能以外を切ったのだろう。

 そして今、また糖質制限と塩分制限生活が始まって、かつ難病の一つである間質性肺炎であることもわかったので(主治医がさらっと「進行してないから大丈夫そうだね」って言ったらしく、おいおい初耳だよと思ったけど)禁煙し始めたので、落ち着かないようでお腹空いたを連呼している。いろいろ忙しい人である。ならば質問に答えてくれたらいいのにねえ。