読んだ本と読んでる本
塩鯖入院中とか、入院後とか、ぼちぼち本を読んでいたんだった。
今読んでるのはこれ。昨日妹ちゃんから頼まれた「和む本リクエスト」を叶えるために古本屋に行ったので、自分用にこれを買った。
- 作者: よしもとばなな
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2013/12/05
- メディア: 文庫
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タイトルがいいよね。今日読むつもり。
- 作者: 村上龍
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2005/05/01
- メディア: 文庫
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すごく、よくわからなかった。読破はしてない。
スキャナーに生きがいはない 人類補完機構全短篇 (ハヤカワ文庫SF)
- 作者: コードウェイナースミス
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2016/03/15
- メディア: Kindle版
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半分ぐらい読んで放置。面白くないわけじゃないけど、ゴールできない予感。闇の左手のほうが断然面白い。
- 作者: アーシュラ・K・ル・グィン,Ursula K. Le Guin,佐藤高子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1986/07/01
- メディア: 文庫
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塩鯖と入院中に読んだ。文学の美しさという意味で谷崎潤一郎は間違いなく一流である、と思った。刺青の短さにびっくり。でも今でも風景を頭に思い描ける。くるぶしに恋した変態。
- 作者: 谷崎潤一郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2013/08/09
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- 作者: 谷崎潤一郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2013/08/09
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個人的な趣味ではあろうけど、夏目漱石の坊ちゃんは特に青春活劇だなあと思う。難しさゼロ、読んで、笑って、時々痛い。私は夏目漱石はうじうじしたほうが好き。
- 作者: 夏目漱石
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2012/10/01
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一番面白かったのはこれ。私は再読で、いつも売ろうか迷って手元に置いている文人ゴシップ本。山頭火のくだりが面白いんだよねえ。そういえば、青空文庫で菊池寛も少し読んだかな。愛の溢れる人だったんだろうなあ。
- 作者: 嵐山光三郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2000/08/30
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この本には若くして亡くなった作家も、大往生の作家も出てくる。好きに食って飲んで長生きしたり、健康的な食事で早死にしたりするんだ、人は。逆もまたいる。食べることは長生きすることじゃないんだな、健康って長生きだけじゃないんだなって思う。その人生で何を描けたか、ということがすべてで、長さは関係ないんだなあって。だとしたら、私は何をしなきゃいけないのかな。
今年の直木賞と芥川賞も読んだんだけど、あえて割愛させていただく。古いものがいいとは言わないが、どうかなあって思うことが多くって。小説は全体でもあるだろうけど、一文への愛が必要だと思うんだ。考え抜いて選ばれた文字の集まりが文章となり、作品となると信じたいんだ、私は。最近は、本を開いて「ああ、この作家は句読点、改行、漢字と平仮名のバランスをすべて見渡して書いているんだろうな」って思うことがなくなったのが悲しい。