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土地それぞれ

 先日ケンミンショーを見ていた。写真は有明浜の夕焼け。

 香川県民は地域によって餡入りの餅をうどんに入れるとか。塩鯖ダーリン「香川全土ではない」と全力否定。観音寺市だけが特別だと激しく主張。いつもは何事も生温く見守っているのに。

確かに一番西にありますから、文化も違いましょうぞ、と思いつつ、特に交通が分断されているところではないのに、どうして「大きな山もないし川もないし、一緒くたでいいでしょう」と言えないのか不思議。というのはお地元文化があまりない(逆にお隣の文化はぼちぼちある)島文化で生まれ育ったからでしょうか。

 こちらの美味しいお出汁のうどんに餡は合いそうだなあと思う。近々食べに行きたい。こういう冒険は抜け駆けしてはいけないので、きっと私だけが美味しい期待と妄想にふける数日に違いない。

 それより驚きなのは、観音寺市では「初風呂うどん食え」の風習があるという。風呂で飯を食うという発想が斬新だ。どこまで事実か分からないが。でも風呂であれこれは一人暮らしでいろいろやったので、特に抵抗はない。私が気になっていたのは、食後のお茶はあるのだろうか、ということだった。しかし、こちらの人々はうどんを食事にカウントしないところがあるので、お茶はないかもしれない。

 餡入り餅のくだりで、山口ではご飯と一緒に食べるとか。うちの祖父がやっていたそうだ。といっても、おはぎだったと聞いているが。私は覚えていないので母から聞いた。そして「おお、鴎外先生と一緒やないか」と思ったが、鴎外先生の食生活には強い違和感を覚えているけれど。

 ともかく麺好きにとっては、風呂だろうと昼だろうとうどんを食べて「また?」と言われないのは嬉しい。個人的には夜にも食べたい。こちらでは夜うどんは「基本的にない」そうなので、そこは私が異議を唱えたい。