たらったらった〜ん
インタビューありがとうございます。最近洋楽ばかり聴いていて、邦楽をおろそかにしております。なんてことはない、自分的ブームです。聴きたくないのかもしれません。歌詞を。
残念ながら日本語しか満足に使えないので日本語の音楽が多くなります。そして「歌詞がええなあ」と思うのはジャンルを超えちゃいます。好きなアーティスト3曲ずついきますね。好き順ではありません。思いついた順です。
・ASIAN KUNG-FU GENERATION
君という花
新世紀のラブソング
腰越クライベイビー
アジカンはだいたい好きなんですけどね。ストーリーがあって、キレがあって、残るんです。それがひと夏であれ、一瞬であれ、物語になってるんです。わたしの中でですが。情景が刻まれて、自分の思いでなんじゃないかと勘違いしそうなほどに。
・クラムボン
はなればなれ
バイタルサイン
246
自分の五感が、すべて刺激されます。生命が満ちているのを改めて実感することができるんです。なぜかな。音楽の影響もすごく大きいと思います。彼らはドラム・キーボード・ベースの3ピースです。たまにギターになったりもするけど、基本的にストリングスの上にメロディが乗ってるんじゃなくて、リズムの上にメロディが乗ってるんです。そこに歌詞が、日本語がのっかってるんです。だから五感が刺激されるのかなと思っています。素人耳の考えなので「全然ちげーよ」かもしれない。そのときはごめん。
・COCCO
遺書
四月馬鹿
ニナイカナイ
COCCOの歌詞は全部ね、うーん、共鳴しちゃうんです。これは物語りでも日記でもない、思いの塊みたいな感じです。なんだかとても当たり前、すごく昔から知っている呪詛のような、おまじないのような、祈りにも近い魂の塊なんです。だから当たり前に聴けて、入ってくるんです。
・GO!GO!7188
月と甲羅
浮舟
神様の暇つぶし
ロックっすねえ。かっこいい。かわいい。鋭いんですよね、すごく。アジカンとは違う、もっと物理的な傷です。ざっくり斬られるんだけど、もういい、斬られる覚悟で斬りに行きます的な。すごく音はかっこいいんだけど、歌詞がかっこええ女だと思うんですわ。神様の暇つぶし、改めて聞いてみたらもうたまんなくなっちゃった。
・相対性理論
おはようオーパーズ
テレ東
小学館
この人たちは個人的に高度すぎるテクノをやってるので、歌詞という意味では、意味なんてないんです。音として歌詞が入っちゃうんです。歌詞なんて意味不明です。でも音として、音だからこそ、耳に入るんです。これぞテクノっす。言葉も音なんだよね。
・平沢進
aurora
LOTUS(REMIX)
Byakkoya (The White Tiger Fiel
曲名があれだったらすみません。うちのiTunesに入ってるので貼り付けました。この人ははっきり言って病気です。音楽に取り付かれているんです。だからもう完璧な意味不明か、完璧な世界しかないんです。難解な言葉もたくさん使ったりしますけど、なんの違和感もなく、むしろその言葉しかないであろうと思わせるほど、完璧、パーフェクトです。壮大でとんでもない音の広がり、世界の広がりを見せてくれるんです。歌詞も美しいんですよ。本当ですよ。
洋楽部門に入ります。訳したことがあるのが数少ないので、すみません。数少ないです。ちなみに、歌えたり、歌えなかったり、怪しかったりします。ふふふ。
・Culture Club
Karma Chameleon
めっちゃかわいい。もうかわいい。言葉のはね方がすごくかわいらしくて、しかもセンスがいいんですよね。単語のチョイスがいいのかなあ。よくわかってないですけど、キュートなんです。こういう言葉の並べ方ができるって繊細なんだろうなあ、もう、負けました、です。
・UB40
CAN'T HELP FALLING IN LOVE
あえてか! あえてだ! プレスリーのもいいんですが、UB40のほうが好きなんですよ。簡単な英語なんだけど、なんていうかな、こんなに優しく単語が並べられるのかって思いました。全然英語できない人の発言ですね。うーむ。タイトルどおり、どうにもできないもんってあるよなあと思う。
ベタっすねえ! わかってる! しかしなんだかこれ疲れた日に聴くとすごく「あー今日も頑張ったし、いいや!」って思えるんです。あんまり深いこと言ってないようで、深く読めるようで、多分深くないんですよ。聴く人によって違うんだなと、どの音楽を聴いても思うんだけど、これは特にそう思う。
・Queen
Somebody To Love
コーラス美しいですねえ。しかし言ってることは泥臭いっすねえ。だがしかし、愛がありますよねえ。元気が出る、とはいいません。もっと違うんだな、フレディは、ちょっと違うんですよ。フレディが歌うからこれいいんだと思う。この泥臭い歌詞から、なんだかすごく美しいものが生まれるような気持ちでいつも聴いちゃうんです。
・Gotye
Somebody that I Used to Know
訳さなくてもなんだかわかっちゃった、って感じです。多分この音楽の中で、いや、違うなあ。歌詞だけとってもすごくふわっと、ぐさっとくるんですよ。実際日本語しか使えない人が英語見て思うことだから違うのかもしれないけど、これヒットチャートTOP50みたいなので5秒ぐらいしか聞こえなかった中で、ぷすっときたんです。で、改めて聴くと、絶望ともなんとも言えない、圧倒的なアートを見た気分になりました。でもこの人の音楽ってこれが特に好きで他はそうでもなかったりするんですけどね。この曲の歌詞は特別。
・MIKA
Celebrate
Relax, Take It Easy
超ヘビロテのMIKAさんです。音楽の才能も恐ろしいほどあると思うんだけど、歌詞もいいの。よくないのもあるけど(笑)。この2曲は特に訳して「おおおお!」と思ったんですよ。といっても、英語本当に出来ない子なので適当な訳ですよ。しかし全然違う世界観なんだけど、別世界に連れて行かれるという点では同じ。もう大好きっすー。なんで売れないのー。
はい、思いつくだけ書きました。思いついたのだけなので、実はまだ引き出しがあるかもしれません。でも今日はこのあたりでやめておきます。
長々とありがとうございました。