歌詞をあてはめるのは、作曲側のお仕事、らしいのでオレは勝手に単語並べればいいだけらしい。やった! 小説に集中できる!(してないが
暖めていたには理由があります。というのも先日かいた詩に翼という文字が入っているからです。翼は必ずしも飛ぶためのものでしょうか。白いそれは天使の象徴でしょうか。黒いそれは堕天の証でしょうか。
わたしは翼を自由の象徴として書きました。しかし、翼があったとしても本当の自由は得られません。地上からは飛び立てるかもしれない。でも大気圏は抜けられない。制約の中でしか感じられないのが自由だとしたら、制約をひとつひとつ外していくことは自由への一歩なのかと問われると、否だと思うんです。本当の自由は別だと思う。そう考えながら詩を作りました。
翼があったとして、それが白かろうと黒かろうと赤かろうと、それがわたしのものであるならば、わたしは片方ぐらい誰かに差し出せるかもしれないけれど、一つぐらいは自分のものだから持っておきたいです。
すべてを差し出すことが愛の証じゃないように。