読んだ本と読んでる本

塩鯖入院中とか、入院後とか、ぼちぼち本を読んでいたんだった。

今読んでるのはこれ。昨日妹ちゃんから頼まれた「和む本リクエスト」を叶えるために古本屋に行ったので、自分用にこれを買った。

Q健康って? (幻冬舎文庫)

Q健康って? (幻冬舎文庫)

タイトルがいいよね。今日読むつもり。

空港にて (文春文庫)

空港にて (文春文庫)

すごく、よくわからなかった。読破はしてない。

半分ぐらい読んで放置。面白くないわけじゃないけど、ゴールできない予感。闇の左手のほうが断然面白い。

塩鯖と入院中に読んだ。文学の美しさという意味で谷崎潤一郎は間違いなく一流である、と思った。刺青の短さにびっくり。でも今でも風景を頭に思い描ける。くるぶしに恋した変態。

春琴抄

春琴抄

痴人の愛

痴人の愛

刺青・秘密

刺青・秘密

個人的な趣味ではあろうけど、夏目漱石の坊ちゃんは特に青春活劇だなあと思う。難しさゼロ、読んで、笑って、時々痛い。私は夏目漱石はうじうじしたほうが好き。

坊っちゃん (角川文庫)

坊っちゃん (角川文庫)

一番面白かったのはこれ。私は再読で、いつも売ろうか迷って手元に置いている文人ゴシップ本。山頭火のくだりが面白いんだよねえ。そういえば、青空文庫菊池寛も少し読んだかな。愛の溢れる人だったんだろうなあ。

文人悪食 (新潮文庫)

文人悪食 (新潮文庫)

この本には若くして亡くなった作家も、大往生の作家も出てくる。好きに食って飲んで長生きしたり、健康的な食事で早死にしたりするんだ、人は。逆もまたいる。食べることは長生きすることじゃないんだな、健康って長生きだけじゃないんだなって思う。その人生で何を描けたか、ということがすべてで、長さは関係ないんだなあって。だとしたら、私は何をしなきゃいけないのかな。


今年の直木賞芥川賞も読んだんだけど、あえて割愛させていただく。古いものがいいとは言わないが、どうかなあって思うことが多くって。小説は全体でもあるだろうけど、一文への愛が必要だと思うんだ。考え抜いて選ばれた文字の集まりが文章となり、作品となると信じたいんだ、私は。最近は、本を開いて「ああ、この作家は句読点、改行、漢字と平仮名のバランスをすべて見渡して書いているんだろうな」って思うことがなくなったのが悲しい。