女ですもの
- 作者: 内田春菊,よしもとばなな
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2007/07
- メディア: 単行本
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最強すぎるコンビの対談です。男性注意、でもないか。
読むのに相当時間を使ってしまいましたが、分かりやすく、というより包み隠さず(苦笑)おもしろい本ではあります。結婚がイヤになる本はぼちぼちあるでしょうが、ここまでイヤになる本も珍しいんじゃないかしら。
それぞれの結婚観というよりは、世間から見た「結婚」についての話が多いです。リアルです。この本が出版されてから年数はそこそこたっていますが、たぶんあんまり変わらないんじゃないかなと思います。結婚観は増え続けるでしょうけど、ある一定の「昔の結婚観」っていうのは永遠になくならないものだと思いますです。
とりあえず金や法律の話がやけに目に付いてしまうんだけど、最後の「ダンサーの女っていいよね」でOKじゃないでしょうか。「うるさくっても踊ってれば静かだし」って確かに!!! 身も蓋もないよ!!!
強烈女子の対談は、単純にパワーをもらえてよいものです。
先日のデキビジは漫画家の西原さんと中村うさぎさんだったんですが(すまんが中村うさぎはゴクドーくんだけでよかったと本気で思うんだ)西原さんすごいっすね。「つぎ込んだ金で新しいカモちゃん(亡くなった旦那さん)買えるんじゃない?」って爆笑しちゃいましたよ。映画見たいなぁーと思いました。違う話になった。とにかく、パワーのある女子はすげぇってことです。