- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2010/11/23
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あるものはエイリアンによる侵略を恐れ、あるものは技術の革新的な発展がもたらされると期待したが、宇宙船はヨハネスブルグ上空に浮かんだまま、動こうとしない。
しびれを切らした南アフリカ政府は偵察隊を派遣。船内で彼らを待ち受けていたのは、弱り果てたエイリアンの群れだった。
彼らは故障した宇宙船に乗った難民に過ぎなかったのだ。
それから28年後、難民として生活するエイリアンと人間が暮らす共同居住区“第9地区”はスラムと化していた。超国家機関MNUはエイリアンの強制移住を決定し、ヴィカスという男を現場責任者に指名する。彼は立ち退きの通達をして回るうち、知らずに人類とエイリアンの歴史を変える大事件の引き金を引いてしまう―。
ほんとはこれが見たかったんだけど、塩鯖と一緒の休みの前に予習がてら見たんだ、第9地区。なんの期待もしていなかった。正直わくわくもなかった。だがしかし、本当に面白くって余所見をするヒマがなかったぐらいでした。
あらすじはそこにコピペしている通りで、それ以上はないんだけど、私はアパルトヘイトの知識や経験がないのでそこがまるで別世界、カルチャーショック。その中で見た目も素敵にグロテスクなエイリアンが下衆い言葉を吐いたり、弱々しく頑張ったり、けなげだったりする。当然人間はグロテスクな見た目のエイリアンよりえげつなく、卑劣で、浅はかで愚か。
いろんな要素を含んだ映画ではあるものの、視点が違うだけでこうも新鮮になるものかと驚き。CGとかね、見苦しくなければいいのだよ。これたぶんウソっぽくても見続けられる映画だと思う。特撮、そう特撮だ。すごい丁寧に作った特撮みたいな感じだよ。グロテスクさも(本当に、けっこう辛いぐらいグロいんです)気にならなくなる。それどころかリトルCJっていう小さいエイリアンなんて可愛く見えてくる。
チキンで根性なしの主人公が最後に言う。
「オレの気が変わらないうちに!!」
って、お前クリストファーを裏切ったんだからな、そうだ、せめて最後ぐらいかっこよく行こうぜ兄弟、と言いたくなるぐらい、すっかり映画の世界に入り込んでいたのでした。
それにしても人間って本当に身勝手でどうしようもない生き物なんだなと思う。異物に恐怖を抱くというのは仕方ないとして、でも少しでも感情移入ができたら見え方まで変わっちゃうわけよ。お前の感情しだいかよってものがたくさんあるんだろうなと思う。ま、私は特に感情に生きているので激しいのかもしれませんが。
いくら愛らしいと思ったリトルCJでも、フィギュアはいりません。でも面白かった。やばい、チャッピー楽しみ。
ちなみに、チャッピーに興味を持ったのはこの画像から。レンタルの棚にあらすじと共に張ってあったのよ。
人工知能を搭載したロボットのチャッピーが自身を誘拐したストリートギャングたちと奇妙な絆を育みながら、壮絶な戦いに巻き込まれていく。
誘拐されて、チャラくなってるチャッピー。これ見るしかないでしょ。そのネックレスどうしたチャッピー!!
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