- 作者: 武見太郎
- 出版社/メーカー: 朝日出版社
- 発売日: 1983/02
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思っていたより政治の話が多くって、うーん、思っていたのと違っていた。既にいくつか著書を読んだからかもしれない。印象的だったのは、最後に医師会会長職を終えた彼の言葉が「雑事が終わった」だったことだ。雑事だったのだ。そう、すべて、日本医師会の決め事や制度なんかは政治と癒着した「雑事」だったんだ。そんな中で彼は医師としての仕事を全うしようとし、雑事に追われた。そういうことか。
もっと前の、彼が活躍する前の話が読みたいなあ。