- 作者: 井上雄彦,吉川英治
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1999/03/23
- メディア: コミック
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久しぶりにバガボンドを読んでいる。すごく楽しい。楽しすぎて時間を忘れ、10時間ほど読みふけっていた私と塩鯖でした。こんばんは。
私は原作を読んでいないのだけど、吉川英治といえば歴史小説で映像化もたくさんされていて超メジャー、面白くないわけはない(だから率先して読まない)という天邪鬼です。良い物語は消えないから今は読まなくていいで何年過ぎたのだろうか。秀作の罪です。カラマゾフぐらい読みにくければ読めない自分が悪いと思うんだけど。
塩鯖は歴史物語が好きなのでおそらく読んだであろうと申しておりました。すげーな長編小説なのに。私は長編小説は分厚い一冊までしか読めたことがありません。陰陽師ぐらい(それもところどころ)。
にしても、バガボンドはやはり面白いです。改めてまとめ読みすると物語の進み度合いが遅いとは思わない。これがリアルタイムだったら「新刊まだーねーまだー」になるんでしょうけどね。まだ追いついてないのでいいんだよぉん。
剣の道なんて知らないし、関が原が年表のどこら辺かもわかってないというのに、一生懸命読んでしまうんだからね。なんかこう、方向の間違った情熱を正したい気がしてしょうがない。歴史の話となると冷静に正しく教えてくれる塩鯖なので助かります。ただ、相当のバカだと思われている可能性が否めません。本当だから仕方ない。
ついでにオノナツメさんの参勤交代も買ってしまった。なぜ参勤交代のストーリーなんだろうか。しかし、その時代のそのことを歴史書や博物館で見たところで「へーそーなんだーへー」と平坦な声しか出ない理解力のない私には、コミックという形が一番いいんです。
- 作者: オノ・ナツメ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/11/12
- メディア: Kindle版
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平和な時代も混乱の時代も物語はあるんだな。流れる時間を歴史と呼ぶが、その中で必ず誰かがいつの時代でも変わらぬ疑問や消化しきれない感情を空にほうる瞬間があるんだろうなあ。そう考えたら、いま自分が感じた「?」は過去の誰かがほうったものかもしれないね。
最近小説読んでないな。読みたい本がないんだよな、というか、本をあさってないんだよな。新境地にいざと思う気持ちはあるものの、チャレンジ精神がまったく働かないんでした。
梅雨ですね。7月に本格的な雨がと言ってましたが、十分しとしと梅雨っぽいです。こんな日はあれを読みたくなりますが、梅雨が明けたら夏だから、これも読みたくなりますね。
- 作者: 薄井ゆうじ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1998/07
- メディア: 単行本
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- 作者: 吉本ばなな
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2013/10/26
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