生きることは物語を作ること、をテーマに日々哲学するブログ

生きるとは自分の物語を創ること

日々のじだんだ ~見習いみかん農家4年目~

塩鯖と遊んだ日

 おはようございます。いつぞやの日記で「塩鯖の状態はいいです」と書いている。良い状態の塩鯖、塩締めがきちっとできててプリッとしている塩鯖を思い浮かべる。うちの塩鯖は水分が抜けてカサカサになってるけれど、熱もなく、白血球も人並みで、睡眠もとれていて「良い状態」です。たぶん退院まであと少し。

 うちにパソコンが来た。ピンクのDELLのハイスペックノートパソコン。塩鯖がまたもや私に投資したのだ。この人は本当に油断すると私を甘やかす。私がどこに行っても仕事できるように、ということなのだが、どこに連れていこうかしらね。

 はるか昔、22年前に広島で買った濡れ鼠は、三号まで増えた。濡れ鼠一号はコンビニで春キャベツロール(セブンイレブンの100円総菜パン)を買っている間に盗まれ、二号はバイト先に一晩おいたら消えていたのだった。濡れ鼠とは自転車のこと。あの頃の相棒は自転車だったけど、今の相棒はパソコンだ。家のデスクトップは黒いボディなので黒鼠一号と呼んでいる。ピンクのDELLは桜もち一号にした。そういえばiPhoneの名前つけてないな。桜もち7(セブン)にしよう。

 桜もち一号はこたつの上で大人しく鎮座している。最近はほとんどをGoogleDriveに入れるので(桜もちセブンで撮った写真も自動的にバックアップされるようになっている)、パソコンを使えるようにするのがとても簡単だ。桜もち一号はお出かけ用になるだろうから、カバーを買ってやらねば、と思って探しているのだが、桜もち一号に合いそうなものがなかなか見つからない。女子向けだと「素材:フェルト♡」みたいなものが多くて反吐が出る。フェルトで衝撃や水滴から守れるんかい。アホなんかい。

 今日も懲りずに寝起きでクッキングしている。今日は見せられるものができたよ。

 ホットケーキミックス150g、3個で売ってるヨーグルト(チチヤス)1個(+合計して100mlになるまで水を足す)、はちみつ・サラダ油大さじ1、卵M1個を混ぜて蒸す。もっちりしっとりした蒸しパンができあがった。ヨーグルト感ゼロ、美味しく乳酸菌も摂取したかったのだ。

 さて、昨日はそんなこんなで塩鯖が外出したわけで、家で仲良く遊んでいた。といっても、塩鯖はほぼ仕事をし、私は塩鯖の邪魔をするだけなんだが。一週間と少し、一人で過ごすには広すぎる2LDK生活だったので、主の帰還は家も植物も喜んでいる。植物にとってこの季節はぐんぐん伸びる以外考えられないときで、バラも、モンステラも、デンドロビウムも、おのおのにつぼみを付けたり新芽を出したりしている。

 今日の夜、エアープランツが届くことになっている。塩鯖は、入院するとポチ率が上がるのだ。そのポチ率は私への感謝も含まれているんじゃないかと思うから、一概に「ポチり禁止!」とは言えないし、なによりわが家では植物=我が子なので、増えるのはただ嬉しいしかないのだ。
 

 締め切りの話ばかりの一冊。川端康成が激昂している手紙だったり、締め切りにまつわる短編だったり、いろいろだ。切なさ、悲しみ、不甲斐なさ、ときにはほとばしる魂の生命力(大脱走)など、悲哀に満ちた笑える話。言い訳は愛だな、と初めて感じたような気がする。