生きることは物語を作ること、をテーマに日々哲学するブログ

生きるとは自分の物語を創ること

日々のじだんだ ~見習いみかん農家4年目~

久しぶりの年賀状作り、と唐沢くん

 テレビを見るようになってけっこう経ちますが、新しい映画のたびに特定の俳優が出ずっぱりになる日テレさんの推しのすごさは強烈だなと感じます。こんばんは。ちょっとまえ、小雪と唐沢くんがよく出てましたよね。

 千畝さんのことはよく知らない。きっと映画も忘れたころに見る(かもしれない)。話題は唐沢くんだ。子供がいない夫婦のありかたを、ほろっとこぼしていた。本当にちょっとこぼしていた程度なのできっと話題にもならないだろう。でも「子供がいたから頑張れた的いい話は人畜無害」と思っているであろうこの時代に、わたしが出会った数少ない「いい言葉」だった。

「子供がいない夫婦って、二人きりなんですよ。逃げ場がないんだから、全力で向き合うしかないんですよ」

 まさにそれ。まさにこれ。むしろこれしか方法を知らないわたし。

 子供がいる人たちの苦労は聞いた範囲でしかわからない。きっと理解できていない。しかし「いいわね」って言われるほど良くもないし、かといって子供がかける苦労は子供がいないんだから存在しない。そういう意味では「いいわね」かもしれない。

 ただ問いたい。唐沢くんが言ったこれ、あなたは何年も何年も、それこそ死ぬまで頑張れますか。100%を夫に(あるいは妻に)傾け続けられますか。

 唐沢くんのこの表現や態度はとても勉強になる。やさぐれててもあまりいいことはないし、かといってへらへらしとくのも誤解を生むし(子供の話ウェルカムとは全く思ったことはない)、と投げやりになっていた時にこの言葉を聞いたので、なんだかすごく救いになった。

 わたし、今は子育てできる自信はないけど、毎日100%で塩鯖と煮詰まっても楽しくやってける自信はあるよ。

 自分の子供、できたらいいなとは思うんですけどね。まぁ、塩鯖と二人で幸せにやっていけたら別に絶対子供がいなきゃダメだとも思わないんです。

 だいたいなんでもディープになるんです。ディープにならない程度で辞めちゃうことなんて楽しくないんです。

 年賀状を作っている。今年は何年振りかの「友人・知人たちに無駄に力んだ年賀状を送る」年なんです。勝手に決めた。しかしフォトショップで「謹賀新年」を金文字でやったろうと思ってるのに、なかなかたどり着かないの。若干くじけ気味。

 年賀状のデザインは、干支を無視して花魁です。毎日これ見てるからかな。和風なのが作りたかったんです。おしまい。

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