生きることは物語を作ること、をテーマに日々哲学するブログ

生きるとは自分の物語を創ること

日々のじだんだ ~見習いみかん農家二年目~

洗濯乾燥機その後、そしてジャン=ポール・エヴァンと五十嵐美幸

 こんばんは、洗濯と乾燥が終わりました。カラッと乾いてる……!

 今日は修理の日、予定通りに整備の方が来てくれて、洗濯機の上部をあけてダクト部分を取り外しました。これぐらいの解体なら私もできそう。ダクトを覗くと……ホコリちょっとしかないやん……! フィルタの受け部分の目詰まりがひどかったので、シャワーと洗剤で簡単に洗って戻してもらって終わり。これでも乾かなかったら大掛かりになるかも、という言葉を残して整備の方は早々におかえりになりました。

 で、洗濯して乾燥したんだよ。そしたらカラッと乾いてるんだよ。おい、フィルタの目詰まりかい!! でもそんなところ外して洗えないでしょーって言ったら、コップ1杯ぐらいの水は流してもよいので、中性洗剤と水でささっと洗ってもらっていいですよ、だって。先に教えろよー!!

 とキレ気味風ですが、実際はとても嬉しいです。簡単なことでよかった本当に。なのでひどい写真はございません!!(一度解体してほこりを出したのが良かったんだな、きっと)。

 さて、次の話題。

 私は朝ドラを見ているので、あさイチも必然的に見る。つまらなさそう(例えば、おしゃれなソックスの組み合わせ方とか)だったら速攻消すけど、だいたい花丸さんの一言を聞いてからにしている。

 最近のあさイチのゲストで、タイトルのお二人を拝見した。この人たちのことを私何も知らなかった。

www.jph-japon.co.jp

 ジャン=ポール・エヴァンさんはショコラティエだそうだ。私はチョコレートのおいしさなどあんまり分からんけれど、チョコ狂いの妹がいるのでチョコレートの世界が広いことだけは知っている。そんな世界のすごい人なんだと思う。

 わざわざ話題に上げるには理由がある。インタビューされている彼がとても無邪気でチャーミングでプロだったからだ。その透明感になるまでに、きっと様々な経験をしたに違いない。けれども何が起ころうと、どんな経験をしようと、最後の最後まで残ったのが「チョコレートが好き」だったんだろうということが、ほんの些細なことからも感じ取れる。ああ、巨匠ってこういう人なんだなあって思った。

 ただ、チョコレートのおいしさを最大限に発揮させたい。ただ、チョコレートの可能性を可能な限り広げたい。ただ、もらった人が、口にした人が、幸せを感じるようなチョコレートを作りたい。それはきっと、自分が幼いころ経験していた「日曜日の、パパが作るホットチョコレートとブリオッシュ」という贅沢タイムが根源なんだろう。なんてシンプルで奥が深いんだろうか。

 よく「好きに理由はいらない」という。この言葉は、ある意味正解で、ある意味大間違いだと思う。好きに理由はいらない、確かにそうだ。だけど、アホが言葉足らずで発したセリフではないのだ。どうしたって離れられないもの、やめられないもの、なしで人生は考えられないもの、それが「好きに理由はいらない」だ。

 だいたい高級チョコレートなんて興味がない私が、わーちょっと食べてみたいそれ、と思った。実に稀なことでした。

 で、次。五十嵐美幸さん。

www.miyuki-igarashi.info

 最近は料理番組もめっきり見なくなったので、初めましてだった。この人の波乱万丈の人生というのを今朝やっていた。難病とか職業病とか、若いころに注目を集めてからの経験とか、まぁ確かに大変だろうなって思った。けれど私が感動したのはそこじゃない。

 33歳のころに、ずっとご両親と働いていたお店から独立すると決めたそうだ。その理由をお話しされていて感動したのだ。彼女は実家の中華料理屋でご両親とお店を切り盛りしていたそうだ。幼いころからも当たり前のように手伝いをしていた。20代で料理の鉄人(懐かしいね!)に出て一躍有名に。けれど、ずっと自信が持てなかったのだそうだ。

 師であり父でもある人に、認められたかったという思いを口にした。その時に私は理解した。そうか、ずっと一緒にやってる以上は、父親から一人前と認めてもらえないと感じる人なんだなって。だけど、ここで自分が出ていく、独立するという選択をしたら、ご両親が寂しがるし、稼業も大変になることを分かっている。だけども自分の人生を歩くために、家から離れて独立を選んだんだって思ったら、すっごい感動した。

 今時、なかなかこんな選択ができる人はいない。でもこの人が強かったからできたことではないと思う。そういう選択をするように生まれてきた人だから、この選択をしただけだ。もしこの選択をしなかったらきっと「そこそこ名の知れた、美味しい中華料理屋さん」という安定の道もあったんじゃないかと思う。それをしなかったわけだ。

 このインタビュー中でもうひとつ「なるほど、すごいねえ」と思った言葉がある。「料理人は食材とお客様を繋ぐ役割。だからできるだけ存在を消す」ということ。そうだよね、「どーだ、俺の料理はうまいだろう」ってやるのだけが料理人じゃない。むしろ和食なんていかに素材の良さを引き出すかが勝負みたいなもので、そんな国で育っている我々だから、そのメンタルはすごくわかるはずだ。そりゃあこの人の料理はおいしいだろうなって思った。

 独立してからしばらくは、お店も持たず、口コミのみで出張お料理人として働いたそうだ。私の頭の中では、そんな選択肢が全く浮かばなかった。厨房がなくても、お店がなくても、料理人は料理で食っていけるんだ。それってやっぱり、食べることが人にとって大事なことだからだよねえ。いやあ、全体的に感動した。

 本当に最近、年齢を感じずにはいられないところがある。がくんと体力や気力、集中力が落ちている気がしてならない(運動不足も事実ですが)。だからこそ、20代のころのようにやみくもにがむしゃらに頑張ることはできないなと思う。でも経験を積んだからこそ分かる「私にはこれが必要なんだよ」っていうことは分かってきたように思う。本当の世界、エヴァンさんにとってもチョコレートであるかどうかは分からない。けれど、エヴァンさんも今だからこそ「チョコレートが人生」と言えるのだろう。私がそう言えるようになる時、私に残っているものが何かは分からないけれど、今すでにきっと、手元にあるものだと思う。だから、今年はそれを育てていきたいなと思っている。