生きることは物語を作ること、をテーマに日々哲学するブログ

生きるとは自分の物語を創ること

日々のじだんだ ~見習いみかん農家4年目~

大河ドラマ記録 太平記33-34

33-34話。北条の残党を追い払って嫁と子にも会えて良かった良かったと宴。そこに呼ばれた一座は前回死んでしまった藤夜叉がいた一座。息子「不知哉丸(いざやまる)」も来てる。それを見つけた弟の足利直義(どうしてこれで「ただよし」って読めるんだよ)は部屋に連れてってお菓子でも食えと。

ってことをしているうちに全員集合し、すぐに散ってしまって尊氏と嫁の登子だけになり、懐かしの朝ドラ「おちょやん」の「浮気がバレた夫がちょっとずつ正座して平謝りする」を彷彿とさせるかのようなシーンに突入。注)そんなに面白おかしくはしてなかったですよ

足利家では引き取ることができないままに、尊氏は帝を立てたいのだけど他の武家たちはそれを許さず、公家支配の領地にも踏み込んでいってしまうのだった。で、33話は終わり。分かるわ、公家一統の政の結末が平安後期だもんな。公家だけがいい世の中を望むのは公家だけだ。

34話はのっぴきならない状況から始まる。帝の詔(みことのり)が届くも、大方の武家が思った通り内容は「京に戻って申し開きをせよ」とのことで、なんと直義は追い返しちゃう。尊氏的には「申し開きをして許してもらおう」って考えだったのになんてことしてくれた!って怒ってるのかと思いきや、ああいうのを追い返しちゃうってもっと大ごとなことなのね。夫氏が「そりゃ京には帰れんよ、殺されるし」って言ってて分かった。歴史に疎いと事の重大さが分からんのよね。そういう小さなつまづきで「ああ、もうなんでこうなってるんだろう、分かんねえな」ってなっちゃうから、歴史ってその時代の文化やルールも知っておかねば迷子になるのよ。勉強って大事だわね。

まぁそういうわけで帝は嘆きつつも許すわけにもいかず、京にいる新田さんを呼び出して「足利と戦をする」と決定。新田さんよ、あなたどんどん変わって行っちまったね。京の水がそうさせたのかね。それはさておき公家、公家たち! 嘘か本当か分からんけれど、ホンマにつまらん奴らばっかり。だから公家一統の政はコケたんだろうがよ。帝、めちゃめちゃ頭が切れる人なのにどうしてこんなゲスな連中の言うことまるっと信じるのかな。ああ解せん。

尊氏は「もう仏門に入る」と誰の声も聴く耳持たずで仏門にIN。だけども戦は始まってしまって右馬介(どうしてこれで「うまのすけ」なの?)に駆け込まれ、結局挙兵することにする。ってか、もう尊氏いなくても武家武家のために戦うことを選択していたのだよね。尊氏が望まずとも。