生きることは物語を作ること、をテーマに日々哲学するブログ

生きるとは自分の物語を創ること

日々のじだんだ ~見習いみかん農家4年目~

WindowsEdgeの押しが強い&自分がクレーマーだった話

 おはようございます。いつの間にかWindowEdgeが更新されていたようで、使え使えと前面に表示されます。だから使ってみてる。私はGoogleばかり使っていたので、Googleのアカウント情報も同期させてみたら、かなり普通に使える。まぁこれでもいいかっていう感じ。というか、主軸で使うアカウントは何かさえ決まっていれば、ブラウザはなんでもいいのかもね。

 さて。

 今日は九州地方が大雨で、特別警報が出ているそうだ。どうかみなさん無事でいてほしい。愛媛は地域によってはすごく雨が降るけれど、瀬戸内側はあんまり雨が降らない。今日だってしとしと降ってはいるけれど、土砂崩れになるほどではない。南予のほうなんて水に浸かってるんじゃないかってぐらい降ってるのにね。このおかげでみかんが美味しくできるのだからありがたいけれど、超絶水不足とかマジで泣けるから、今年は適度に雨が降ってほしい。

 超絶水不足になると、みかんの木は枯れ始める。当たり前だ。でも木なのだよ。その辺に生えてる雑草や、鉢植えの植物とは違う。木は少々の干ばつなら耐えるのだけど、こちらの干ばつはガチなのだ。でも、雨や土砂に様々が流されて生活が立ち行かなる人たちを見ていると、雨が少なくて青ざめているときでさえ「雨降ってください」と言いづらくなる。でもな、生活が貧窮することに変わりはないのだ。だから言ってもいいんじゃんと思うんだけどね。

 今年の夏はどうなるんだろうか。祈るしかない。

 さて。

 最近ずっと氷河期のことを考えていた。あの悪夢のような1990年代後半から2000年初頭のころだ。そこでふと思った。氷河期ってまだ続いてるんじゃないかって。だって私、なんとか就職したものの、ずっとずっと「いつかは切られるんじゃないか」って心配だったもの。

 IT業界は早い段階で個人経営化が始まっていて、数十人規模のプロジェクトの中に数人は個人経営のSEがいた。その人たちが順風満帆かというと、決してそうではなかった。だから、会社に雇われているからしんどい、わけではないってことだ。

 IT業界にいたころの動かしようのない悩みのひとつは「クライアントに振り回されるのが辛い」というものだった。それは相手がIT音痴だからとか、傍若無人だからではない。究極を言えば、ニーズが的を絞り切れていないから振り回されてヘトヘトになって、大半の人が鬱を経験して、現場が万年人不足で、みんなデスノートを探しているような状態だった。

 そのニーズとは何ぞやっていうと、客だよ。ユーザーだよ。サービスを受ける側の我々一般人だよ。

 私なんかは国の仕事が多かったから、国の方針が云々はあったけれど、もっと突き詰めれば国民が何を求めているかってことなんだよね。だから結局、我々一般人の総意がシステムなんだよ。

 欲しいものが何かも分からず、出されたものに全部文句をつけて、ダメだダメだと言われ続ける。そりゃ国自体が病みますわ。

 ということを考えたらね、私自身も「これが欲しい」って言うものが決まってないなと思ったんです。決めてないのに「隣の芝生が青いから欲しい」とか「でもやっぱ思ってたんと違うから変えて」とか「私の欲しいものを出してくるのが仕事でしょう!!」って、相当なクレーマーじゃないですかね。マジで相手したくないよね。

 たぶんさ、めんどくさく考えすぎなんだよね。塩鯖を見てたらよくわかるよ。あいつ超絶シンプルなんですよ。「人の役に立ちたいから一生懸命にやる」っていうのが彼のスタンスなんだけども、そこで変に「今日はボク気分じゃありません」とか絶対に言わない。どんな状況でも仕事があれば全力投球する。本当に感心するぐらいやるのだよ。

 なぜそんなになれるのかって聞いたら、なぜめんどくさく考えるのかって返ってくる。だからちょっと考えてみた。なんで面倒くさく考えるんだろう私って。そしたらね、恐ろしいことに気づいたよ。

 私、自分優先してもらいたいんだ。それが「優しくしてもらうこと」であって「居場所を用意してもらうこと」で、大事にされていることだと信じてるんだ。

 怖いよねえ、怖い怖い。お前何歳だよって言いたくなるね。でも、そう思ってるんだよ。あれだけ長い間「居場所」がない状態で我慢して、頑張ってきたんだから、ここでは居場所ぐらい用意しててほしいって思ってるんだって。

 我慢や頑張りが100%自分の思い通りの結果に繋がっているとは限らない。そんなことは分かっているから、力づくで「思い通りにしてやろう」としているってことなんだわ。

 そりゃ相当なクレーマーになるわね。たぶんクレーマーの心理と同じなんじゃないかな(「俺様を尊べ!俺様の言うことを聞け!俺様を崇め奉れ!!」ってことだもん)。

 自分が何を求めているか、そんな簡単なことほど、隠したいものとか、避けて通りたいもの(あるいは打算とか下心)があると、見えないんだと思う。決して知識不足とか、頭が悪いとか、関係ないんだ。

 でも私は知ることが好きなので、これ(京都大学人社未来形発信ユニット)は見たいと思っているけど。知ったかぶりするためじゃなくて、吸収して自分の経験と結び付けて、ちゃんと言語化できる人になりたいんだよね。

 まぁ、いつもながら塩鯖を褒めてはいますけど、塩鯖からすれば私の方が純粋なのだそうだ。俺は真っ黒だよw といつも言う。それはな、たぶん、私が悪知恵すら働かないアホなんだと思いますよ。でもそれで良かったと思うよ。これで私も悪知恵が働くタイプなら、毎日が葛藤と悶絶で憤死してるかもしんないからな。